SONY α7シリーズは、フルサイズミラーレスカメラのパイオニアとして知られており、その進化はデジタルカメラの歴史において重要な位置を占めています。
以下に、各モデルのリリース年と特徴をまとめます。
初代α7(2013年)
- 発売日: 2013年10月
- 特徴: 世界初のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラとして登場。高解像度と優れた画像品質が特長です。
α7II(2014年)
- 発売日: 2014年11月
- 特徴: 5軸手ブレ補正を初めて搭載し、撮影時の安定性を大幅に向上させました。
α7III(2018年)
- 発売日: 2018年4月
- 特徴: 新しいセンサー技術と進化したオートフォーカスシステムを搭載し、幅広い撮影ニーズに対応可能なモデル
α7IV(2021年)
- 発売日: 2021年12月
- 特徴: 33メガピクセルの新型センサー、強化されたオートフォーカスシステム、4K 60pビデオ録画機能など、プロフェッショナル向けの機能を充実。
α7シリーズ比較表
以下に初代α7からα7IVまでの比較表を作成しました。
初代α7 | α7II | α7III | α7IV | |
発売日 | 2013年11月15日 | 2014年12月5日 | 2018年3月23日 | 2021年12月17日 |
発売時の価格 | 約15万円 | 約18万円 | 約23万円 | 約33万円 |
有効画素数 | 約2430万画素 | 約2430万画素 | 約2420万画素 | 約3300万画素 |
撮像素子 | Exmor CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | Exmor R CMOSセンサー | Exmor R CMOSセンサー |
ボディ内手振れ補正 | - | 4.5段 | 5.0段 | 5.5段 |
連射性能 | 5コマ/秒 | 5コマ/秒 | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
動画性能 | フルHD60p | フルHD60p | 最大4K30p | 最大4K60p |
ファインダー | 235万画素 | 235万画素 | 235万画素 | 368万画素 |
液晶モニター | チルト液晶 92.16万ドット | チルト液晶 122.88万ドット | チルト液晶 92.16万ドット | バリアングル液晶 103.68万ドット |
質量 | 約474g | 約599g | 約650g | 約658g |
α7IIは初代α7から1年0ヶ月20日で発売。
α7IIIはα7IIから3年3ヶ月18日で発売。
α7IVはα7IIIから3年8ヶ月24日で発売。
以上の過去の傾向からα7IV発売から3年が経過する2025年にα7Vが発売される可能性は非常に高いと言えます。
予想されるα7Vの登場
過去のリリース間隔を見ると、新モデルは約3〜4年ごとに登場しています。このため、次期モデルであるα7Vは2024年末から2025年初頭にリリースされる可能性が高いと予想されます。
このような進化の軌跡から、SONY α7シリーズは常に技術革新を続け、写真とビデオ撮影の分野で新しい基準を設定しています。最新の情報については、SONYの公式発表が待ち遠しいですね。