AdobeのCreative Cloud コンプリートプランを契約しているのですが、最近値上げされ、そろそろプランを見直そうと思っていたところ、特別提供キャンペーンが表示されました。
特別提供キャンペーンの詳細
このキャンペーンの利用条件には以下のように記載されています。
オファーは、日本で既存のアドビプランのサブスクリプションをご利用中の方が利用可能で、アドビから直接購入するか、カスタマーサポートに連絡して購入する場合に限られます。初年度は、Creative Cloud コンプリートプラン 100GB を通常価格の50%オフとなる3,889円/月(税込)でご購入いただけます。
要するに、Adobeから直接プランを購入したユーザーに対して、初年度(12ヶ月間)だけ50%割引で提供するというものです。通常価格が7,780円/月(税込)なので、初年度に限ってはかなりお得に利用できます。
この期間を過ぎると、プランの変更や解約をしない限り自動的に元の価格に戻ります。また、12ヶ月の継続利用が必須で、途中で解約すると違約金が発生するとのことです。
割引の魅力と不安
Creative Cloud コンプリートプランの解約を考えていたタイミングで、このオファーが提示されたのは正直、魅力的でした。割引額も大きく、長期間Adobeを使い続ける予定のユーザーにとっては嬉しいキャンペーンです。
ただ、解約を先延ばしにさせてユーザーを引き留めようとするAdobeの戦略には少し不安を感じます。解約を考え始めた矢先に50%割引が提示されると、「解約するべきか、それとも割引に惹かれて続けるべきか」と悩んでしまうものです。
プランを見直す理由
そもそもプランを見直そうと思った理由は、現在使用しているソフトがLightroom、Premiere Pro、Photoshop Expressの一部機能だけだからです。Illustratorは過去に仕事で数回使った程度で、それ以外の多くのソフトはほとんど使っていません。
こういった状況を考えると、コンプリートプランは自分にとって過剰だと感じます。同じように必要なソフトは限られていて、コンプリートプランを持て余しているという方も多いのではないでしょうか。
プラン変更時の違約金について
プランを見直す際に気になるのが違約金の存在です。例えば、コンプリートプランからフォトプランにダウングレードする場合、違約金が発生するかどうかは重要なポイントです。
実際に、Adobe Communityでは次のような質問が多く見受けられます。
質問者:「現在コンプリートプランなのですがフォトプランに変更したいのですが、違約金は今は取られるのでしょうか?変更しようと手続きを進めていたら、そういえば違約金がとられると聞いたことがあると思い、確認しようとしたのですが、画面に表示されてないように思います。現在コンプリートプランからフォトプランに変更した場合の違約金ってとられないようになったのでしょうか?一年契約だったと思うのですが。よろしければ教えてください。」
回答者:「違約金が発生するのは、年間プラン/月々払い(クレジットカード払い)を『解約』した場合のみだと思います。以前は、コンプリートプランからフォトプランへのプラン変更のような『ダウングレード』はカスタマーサポート経由でないとできなかったのですが、今はWeb上でもできるようになったのかもしれません。Adobeサイトのページ右下にある吹き出しマークからサポートに確認するのが確実とはいえます。」
このように、Adobeのプラン変更に関しては、解約とプランの変更が混同されがちです。基本的に年間プランを途中で解約する場合は違約金が発生しますが、ダウングレード(例えばコンプリートプランからフォトプランへの変更)については、違約金が発生しないことが多いようです。
ただし、確実な情報を得るためには、Adobeのサポートに直接問い合わせることをおすすめします。プラン変更時にサポートを活用することで、思わぬトラブルや追加料金の発生を防ぐことができます。
プランをどうするべきか?
割引オファーは確かに魅力的ですが、使わないソフトにお金を払うのは無駄に感じます。この機会に、本当に必要なソフトだけを選んで契約することを考えています。例えば、LightroomとPremiere Proだけのフォトプランや動画プランなど、自分の利用状況に合ったプランに切り替えることで、無駄を省けるかもしれません。
同じようにAdobeのコンプリートプランを持て余しているという方がいれば、この割引オファーは魅力的ですが、自分に合ったプランを見直す良いきっかけにもなるかもしれませんね。
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