バンコク旅行といえば、華やかなショッピングモールやナイトマーケットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ですが、実はオタクカルチャーを楽しめる場所もあるんです。今回は、バンコク旧市街地にある「メガプラザ(Mega Plaza)」をご紹介します。
メガプラザってどんなところ?
メガプラザはプラモデル、フィギュア、ラジコン、モデルガン、カメラ、ゲームなど、オタク心をくすぐる商品がたくさん集まった複合ビル。日本でいう秋葉原のような雰囲気があり、階ごとにさまざまなジャンルのお店がぎゅうぎゅうに詰まっています。
- アクセス:MRT Sam Yot駅から徒歩約5分
- 駐車場:あり(向かいにも立体駐車場あり)
- 料金:最初の2時間30バーツ、以降1時間ごと40バーツ(※2025年1月時点)
「ちょっとマニアックなものが見たい」「子どもへのお土産を探したい」という方には特におすすめです。
フロアガイド

フロアは1階から6階まであり、それぞれ何のジャンルのフロアかは明確には決められていません。なので、時間があればくまなく探索してみることをおすすめします。例えばフィギュアやキャラクターグッズなんかはほぼ全ての階にお店があります。1フロア約15分もあれば見て回れます。
1階
- 主な取扱い:腕時計、メガネ、日本のお菓子、子ども向けのおもちゃ・服、ゲーム など
- 休憩スポット:カフェやマクドナルド
- 特徴:入り口付近にはファッション系のお店もあり、小物や雑貨が手に入りやすいです。疲れたらすぐにコーヒーブレイクできるのも◎



2階
- 主な取扱い:ゲーム、ラジコン、(非公式?)DVD など
- DVDの価格例:『らんま1/2』は1枚200バーツ(約910円)
著作権的にグレーなものもあります。購入は自己責任で。
外の歩道橋にもつながっているので、サッと移動しやすいフロアです。






3階
- 主な取扱い:モデルガン、仏像(!?)、ラジコン、ガンプラ、ミニ四駆、など
- 特徴:仏像やラジコン、プラモデルなど幅広く並んでいて、一見カオスな雰囲気ですが見て回るだけでも楽しい。ガンプラやミニ四駆は懐かしさを感じます。





4階
- 主な取扱い:アダルト系フィギュア、おもちゃ、ガンプラ、ドラえもんやマーベル、クレヨンしんちゃんなどのキャラクターグッズ
- 特徴:フィギュア好きにはたまらないエリア。大人向けの商品も一部あるので、お子さんと一緒に行く場合は注意が必要です。


5階
- 主な取扱い:カメラ、キャラクターグッズ、カードゲーム、ラジコン
カメラ好きにはたまらないフロア。
ほぼ中古がメイン。古いコンパクトデジカメやレトロなフィルムカメラ、初めてみる撮影機材もあったりします。外国人観光客がフィルムカメラ(Nikon FM3Aなど)を探している姿も見かけました。中古カメラ・レンズの品ぞろえが豊富なので、レア物を探すにはうってつけ。カメラの修理をしてくれそうなお店もあるので、いざという時にも役立つかもしれません。




昔所有していたリコーCX3が5,900バーツ(約26,800円)で売られていました。安くはないかな。




6階
- 主な取扱い:キャラクターグッズ、フードコート


フードコートがあります。相場は60〜80バーツほど(日本円で約270〜360円)で、利用しやすい価格。長時間滞在していても、食事や飲み物で休憩できるので助かります。
メガプラザ向かいのビルは?
メガプラザの向かいにもALWAYS ONEというメガプラザに似たようなビルがあります。こちらはメガプラザと比較すると寂れていて、カードゲームを楽しむ学生が数人いる程度。楽器屋さんもあるようですが、筆者が訪れた際はロックされていて入れませんでした。メガプラザほどの活気はない印象です。



メガプラザまとめ
昔懐かしいゲームやカメラなんかは見ているだけで懐かしさを感じれて楽しいです。特にカメラ好きの自分にとっては5階のカメラフロアは最高です。普段ミラーレス一眼に慣れてしまっているせいか古いフィルムカメラの独特の質感に新鮮な気持ちになりました。フィルムカメラ沼にハマりそうです。
非公式のDVDやグッズなど著作権的にグレーな商品も多数あるので自己責任で購入する必要があります。
子ども向けのおもちゃやキャラクターグッズ、ゲームが豊富にあるので、親子で訪れても飽きません。とくに1階と2階あたりが子ども向けアイテムが多く、休憩スペースもあるのでおすすめです。
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