バンコク、エカマイにある「Bangkok Planetarium」に妻と2人で行ってきました。
この施設の正式名称は「National Science Center for Education」で、その敷地内にBangkok Planetariumが併設されています。
エカマイにプラネタリウムがあるのは以前から知っていましたが、中々訪れる機会がありませんでした。先月行われた天体観測のイベントで宇宙熱へが再燃していたので、熱が冷めないうちに行ってみました。
チケット購入
施設に到着後、まずはチケット売り場へ向かいました。事前の情報では1人40バーツと聞いていましたが、実際の料金は50バーツ(子供は30バーツ)に若干値上がりしていました。
それでもとても安いです。
チケットは科学博物館とプラネタリウムのどちらか、または両方を選べる仕組みになっています。今回はプラネタリウムだけを目的に来たので、プラネタリウムのチケットのみ購入しました。
敷地内の見どころ
上映時間まで少し余裕があったので、敷地内を散策しました。プラネタリウム以外にもさまざまな展示物や設備がありました。
- 探査機のオブジェクト:施設内には大きなアメリカの探査機のオブジェクトが設置されています。どうやらタイと関連のある探査機っぽいですね。
- 古い飛行機の展示:敷地の奥には使われなくなった旧型の戦闘機やプロペラ機が4機展示されています。
- 売店と食堂:売店では宇宙関連のグッズやおもちゃが販売されているほか、宇宙とは関係ないアニメのキャラクターグッズも並んでいました。フードコーナーもあるので、食べ物には困らなさそうです。
また、この日は12月の乾季だったため、天候が非常に涼しく、屋外での散策も快適でした。しかし、暑い時期に訪れる場合は暑さ対策が必要かもしれません。
プラネタリウム上映
いよいよプラネタリウムの上映時間が近づくと、館内への案内が始まりました。建物内には宇宙に関する簡単な博物館のような展示がありました。撮影は禁止されています。
自由席の注意点:プラネタリウムの席は自由席となっており、良い席を確保するためには早めに並ぶのがおすすめです。この日はすでに7~80人ほどが列を作っていました。休日ということもあり思っていたよりも見に来る人が多いと感じました。
上映内容の詳細:
- 初めに星座に関する解説が行われ、冬の大三角形や北極星、12星座の見つけ方などがタイ語で説明されました。タイ語が分からなくても、視覚的な説明で大まかな内容を理解できるようになっています。
- 続いて太陽系の惑星に関する解説が行われ、金星、火星、木星、土星についての解説がされていました。
- 最後には短編ドキュメンタリーが上映され、この日は重力とブラックホールについての内容が特集されていました。ただし、映像の内容は英語で作成されたものをタイ語に翻訳していたようで、少し難解でした。
エアコン効き過ぎ...
プラネタリウム上映中にいくつか気になる点がありました。
- 席のリクライニング:座席の背もたれのリクライニング角度が中途半端で、頭上を見上げる姿勢が続くので首が痛くなりました。もっとリクライニングできれば見やすかった。
または座った席があまり良くなかったのかも。 - エアコンの効きすぎ:館内のエアコン、ガンガンに効いてます。寒さを感じるほどでした。
そのエアコンの影響で空気も乾燥していたためか、コンタクトレンズが乾燥して目に張り付いてしまい、集中して上映を見ることができませんでした。
上映が終わる頃には寒さと首の痛さで少しぐったり。タイ人妻は「ヤードム欲しい...」と言っていました。上映の内容自体は興味深かったものの、あまり集中して見れませんでした。
感想とおすすめポイント
バンコクで50バーツでプラネタリウムを楽しめるのでコスパは最強だと思います。内容のクオリティは価格相応ではありますが、宇宙や科学に興味がある方や家族連れにはおすすめのスポットです。
プラネタリウムの中は結構寒いので薄手の上着を持参すると快適に見られると思います。
敷地内には他にも科学博物館や水族館もあるようなので次回また来てみようと思います。
行き方ガイド
BTSエカマイ駅2番出口を降りてすぐUターンし、セブンイレブンを過ぎてエカマイバスターミナルの隣に位置しています。
バンコクで気軽に宇宙や科学に触れられる体験を求めている方に、このプラネタリウムは非常に良い選択肢になるでしょう。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※公式サイトを確認すると朝10:00や平日の13:00~、14:00~は学生向けの上映になるようで、その時間帯は一般向けにはチケットを販売していないみたいです。
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