CRANE-M3レビュー 使ってわかった気になるところと良かったところ

カメラ

今回はZHIYUNのジンバルCRANE-M3を使用してみて、気に入ったポイントと気になるポイントがあったのでレビューします。

CRANE-M3スペック

気になる点

操作スティックと指がいつの間にか当たってしまう

操作スティックに指が当たる

CRANE-M3はコンパクトがゆえに手持ちの部分が短い。そのためカメラの向きを操作するスティックにいつの間にか指が当たってしまう。気づいたらカメラが真上を向いてしまいがち。手持ちの下の方を持つように意識する必要がある。

カメラと接触

ローアングルにしようとジンバルを前方に傾けるとファインダーの角にわずかに接触。そのまま傾けるとモーターパワーで擦る感じで通過します。よく見るとカメラのファインダーの接触箇所に傷が。。
ギリギリ接触しないようにバランスを取る段階で調節した方が良さそうです。

ちなみにα7IIIとTamron1728のレンズ装着時に発生。もっと軽い単焦点とかならバランス調整でカメラを前方にする、またはα7Cやα6000シリーズなどファインダーの出っ張りがない機種なら問題にはならないのかな。

バランス調整に時間がかかる

CRANE-M2ロック機構
CRANE-M2のバランス位置記憶機構(上の矢印部分)

CRANE-M2まではバランス位置を記憶できる機構がありました。バランス調整の時間を短縮してくれる素晴らしい機構だったのですがCRANE-M3では廃止されています。残念。

なので慣れるまではバランス調整に時間がかかります。まあこの辺は慣れですかね。

CRANE-M3 チルト軸、ロール軸、パン軸バランス調整方法

トリガーONでGOモードになる

トリガーを押している間GOモードに。Fモードにして欲しかった。

CRANE-M2まではトリガーONでFモード(フォローモード)になっていてこれが使いやすかったのですが、CRANE-M3はトリガーONで軸が素早く追従するGOモードに変更になっています。
個人的にはGOモードは全くと言っていいほど使わないのでこれは戻して欲しい。

しかも初期不良かわからないけど、トリガーONでGOモードにすると微妙な振動が発生したりしなかったり。。
まあ使わないからいいけど。

CRANE-M3とソニーα7IIIのケーブル接続してみた。

いいなと思った点

ライトが夜間の撮影に使える

街灯も無いような真っ暗な場所で人物を撮影する場面で使えると思った。

やっぱりコンパクト

CRANE-M2と比べてややゴツくはなったけど、フルサイズ対応のジンバルの中ではダントツでコンパクトだと思う。普段使ってるマンフロットのバッグにもすっぽり収まる。フルサイズ系のジンバルの中ではコンパクトだと言われているWEEBILL-Sも持っていますが、それよりもさらに小さくて持ち運びが楽。WEEBILL-Sもなかなか持ち出しにくくて結局使ってなかったからなぁ。やはり小さいは正義。

モーターパワーはなかなかある

フルサイズ対応と言えどバランスが取れるレンズは限られてる。しかしある程度はモーターパワーでなんとかなるからすごい。パワーがアップしている証拠だ。

クイックリリースプレートで取り外しが超楽

ワンタッチでさっとカメラの取り外しができるのは便利。例えばバッテリー交換の時なんかは良さそうです。

CRANE-M3の三脚を使用するときに気をつけたいこと

まとめ

ざっと使ってみて感じたポイントでした。CRANE-M3の購入の参考になれば嬉しいです。
また気づいたところがあれば追記したいと思います。

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