DJI Osmo Mobile 8 リーク情報:DockKit対応、360度パン、オールブラックで新登場か

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DJIの人気スマホジンバルシリーズの最新モデル「DJI Osmo Mobile 8」(OM8)が、まもなく市場に投入されると噂されています。業界筋の情報によると、Osmo Mobile 8は2025年11月頃のリリースが予想されています。

モデル番号とFCC登録

新型スマホジンバルOsmo Mobile 8は、既にFCC(米連邦通信委員会)への登録が確認されており、発売に向けて準備が進められているようです。流出情報によると、モデル番号は「DS308」になる見込みです。

Osmo Mobile 8の外観は、従来のベージュやライトグレーが主流だったカラーリングから、ブラックへ変更されているようです。

携帯性

OM8は、内蔵延長ロッドや三脚、USB-C充電ポートといった便利機能がそのまま継承されています。内蔵型延長ロッドは最大265mmまで伸縮可能で、自撮りやローアングルショットに便利です。内蔵三脚は安定性を強化した脚部を備えており、平らな表面でしっかり固定できます。

ハンドル部分のグリップには滑り止め加工が施され、長時間の使用でも疲れにくい設計に進化しています。また、ボタン類にはバックライトが付き、暗所での操作性が向上しています。

全体の重量は約300g前後と、前モデルとほぼ同等で携帯性に優れています。ボディは軽量アルミ合金をベースに耐久コーティングが施され、指紋が付きにくく、長期間の使用でも美しさを保つとされています。

Osmo Mobile 8では、従来の安定化技術を継承しつつ、表現の幅を広げる新機能が搭載される点が大きな進化となります。

360度パンのサポート

Osmo Mobile 7では実現が難しかったフル360度パンが、Osmo Mobile 8のアップデートされた機能の一つです。これにより、ジンバルが水平方向に無制限に回転可能となり、パンショットの自由度が飛躍的に向上します。

モーターのトルクが強化され、よりスムーズな動きを実現。風の強い屋外や高速移動時でもブレを最小限に抑えます。パン速度は0.5倍から5倍まで調整可能で、精度は±0.05度の誤差。

DockKit対応でiPhoneユーザーに革命

iPhoneユーザーにとって最も注目されるのが、Apple DockKitのサポートです。DockKitに対応することで、外部アプリ(DJI Mimoアプリなど)なしで自動追跡が可能になります。iPhoneのカメラを活用したオブジェクトトラッキングが、標準のカメラアプリやTikTok、Instagramなどの200以上のiOSアプリで動作するとされています。この機能は、ジンバルのモーターを直接制御し、低遅延でリアルタイム応答を実現します。

また、AIアルゴリズムにより被写体の識別精度が向上したActiveTrack 6.0を搭載し、顔や全身を正確にフォローするほか、ペット追跡機能も追加されました。

強化された磁気クランプ

スマートフォンの大型化に対応するため、磁気式スマホクランプも強化されています。クランプの幅が広がり、最大290gまでの重量をサポートするため、最新の重いスマホモデル(iPhone 17 Pro MaxやGalaxy S25 Ultraなど)にも対応可能です。

固定トルクが30%アップし、激しい動きでもスマホがずれる心配がないとされています。クランプアームの可動範囲も拡大したため、ケース付きスマホでもフィットしやすくなりました。

多機能モジュールとの連携

Osmo Mobile 7シリーズから登場した多機能モジュールは、OM8でも標準装備されるとの予想。このモジュールには、LEDライトと追跡カメラが内蔵されており、低照度環境での撮影をサポートします。照明機能は最大1000ルーメンで、色温度調整も可能です。

音声面では、DJI Mic 3やMic Miniとのクイックペアリングが強化され、クリアな音声をキャプチャできます。さらに、USB-C経由でジンバルからスマホへの電源供給(充電)も可能であり、長時間撮影のバッテリー切れの心配を軽減します。

OM8のバッテリー容量は前モデルを上回る2900mAhで、連続10時間使用可能。USB-C急速充電に対応し、1時間の充電でフル稼働可能とされています。

リークされている詳細なスペックは以下の通りです。

項目詳細
寸法 (折畳時)145×110×46mm
重量300g
対応スマホ幅67-84mm
最大対応重量290g
パン回転360°無限
チルト-112°〜214°
ロール-95°〜100°
バッテリー2900mAh
最大駆動時間10時間
充電USB-C 10W
防塵防水IP54相当
追跡機能ActiveTrack 6.0

また、耐久性においても、OM8はIP54相当の防塵防水を備え、1mの落下耐性も確認されているなど、プロユースに耐えるタフネス設計となっています。環境温度は-10℃から40℃まで対応します。Wi-Fi 6対応もリークされており、高速データ転送による編集効率の向上が期待されます。

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