DJIの最新小型ジンバル「RS4 Mini」が登場しました。
今回はRS3 Miniとの比較も交えつつ進化したポイントをまとめてみました。
RS4 Mini vs RS3 Mini比較表
DJI RS 4 Mini | DJI RS 3 Mini | |
![]() | ![]() | |
重量 | 890g | 850g |
ペイロード | 2kg | 2kg |
材質 | アルミニウム合金 (一部テフロンインターレイヤー) | アルミニウム合金 |
軸ロック | 第2世代自動軸ロック | 手動 |
微調整ノブ | ○ | ー |
スタビライゼーション | 第4世代RS | 第3世代RS |
RSインテリジェントトラッキングモジュール | 対応 | ー |
縦位置撮影 | 第3世代ネイティブ縦撮り | ネイティブ縦撮り |
最大バッテリー駆動時間 | 13時間 | 10時間 |
操作性/UI | 1.4" LCDフルカラータッチスクリーン、画面自動ロック | 1.4" LCDフルカラータッチスクリーン |
Bluetooth | シャッター制御、ズームコントロール | シャッター制御のみ |
DJI RS4 Miniの主な特徴

- パワフルなペイロード
最大2kgのカメラに対応し、ミラーレスカメラやVlogカメラ、スマートフォンなど幅広い機種を搭載可能。 - 自動軸ロック機能
電源ON/OFFに連動して3軸が自動でロック/解除され、セットアップと収納が迅速かつ容易になりました。 - 進化したスタビライゼーション
第4世代RSスタビライゼーションアルゴリズムを搭載し、より安定した映像を実現します。 - インテリジェントトラッキング
インテリジェントトラッキングモジュールにより人物の追従機能が利用可能。 - 縦位置撮影の進化
縦位置撮影への切り替えがよりスムーズになり、縦撮りがさらに容易になりました。 - 操作性とUIの向上
タッチスクリーンの操作性が向上し、画面自動ロック機能も搭載。洗練されたUIで操作性が向上しています。 - ボディカラー
RS4 Miniはボディカラーが薄いライトグレーに変更。 - その他の特徴
テフロンインターレイヤーによるスムーズなバランス調整、Bluetoothシャッター制御、長時間駆動バッテリー、急速充電など、細部にわたって使い勝手が向上しています。
自動軸ロック搭載

RS4、RS4 Proに搭載されていた自動軸ロックがついにMiniにも採用されました。
これにより使用しないときは素早く収納し、電源ボタンを押せば一発でロック解除。ジンバル運用が捗ります。
進化した縦撮影とクイックリリースプレート
クイックリリースプレートの改良

RS4、RS4 Proに採用されていた縦撮影の切り替えが更に使いやすく進化しています。
- Dリング採用:六角レンチ不要で簡単に締め付け可能。
- 3つのノッチ:プレートの位置調整が可能。
- ロックピン:固定位置を確実に保持。
この改良により、カメラのバランス調整がより簡単でスムーズになりました。
3. 直感的な操作性:タッチスクリーンとモード切替スイッチ

カラーディスプレイとモード切替

- 1.4インチカラータッチスクリーン搭載。
- スイッチを使って、モード変更がスムーズに可能。
- ジョイスティックの機能(パン・チルト or デジタルズーム)を変更可能。
これにより、撮影の流れを止めることなく、直感的な操作が可能になりました。
軽量設計 & ライトグレーカラーの新デザイン
旅行に最適なコンパクトサイズ
- RS4 Miniはボディカラーが薄いライトグレーに変更。
- 軽量ながら最大2kgのペイロードに対応。
- 第3元ズームレンズ(α7シリーズ+24-70mm GM2)も搭載可能。
この小型ジンバルにズームレンズが搭載できる点は、旅先での撮影に最適です。
バッテリー性能の向上
長時間使用 & 急速充電対応
- 30分の充電で5時間使用可能。
- 最大13時間のバッテリー持続時間。
- 内蔵バッテリー採用でコンパクト設計。
急速充電の対応により、長時間撮影が必要な場面でも安心して使えます。
インテリジェントトラッキングモジュール(別売)

インテリジェントトラッキングモジュールによる被写体追跡
- モジュールはマグネット着脱式。
- 最大10mの範囲で被写体を自動追跡。
- ジェスチャー操作でトラッキングの開始と停止、録画の開始と停止を制御可能。
これにより、Vlogやセルフ撮影がより簡単に行えます。
レスポンシブフォローモード搭載
2種類のフォローモード
- スムーズフォローモード:ジンバルの動きを滑らかに自然に。
- レスポンシブモード:素早い動作に瞬時に反応。
注意点
・重量がRS3 Miniに比べ40g重くなっている。
・インテリジェントトラッキングは人物のみ対応(オブジェクト追跡不可)。
・トラッキングモジュールはコンボにのみ付属。
・スマートフォンの使用には別途専用ホルダーが必要。
まとめ
1番の進化ポイントは自動軸ロックに対応したことではないでしょうか。
これによりジンバル運用がかなり楽になること間違いなしです。そのほかにも随所に改良が施されています。小型ジンバルではNo.1の性能だと思います。
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