ジンバルを使わずに手振れを抑えて映像を撮る方法5つ

カメラ

近年ジンバルの進化が凄まじく毎年のように新しいモデルが発売されています。

しかし必ずしもジンバルがなくとも手振れを抑えて映像を作る方法はあります。

今回はジンバルを使わずにブレない映像を作る方法を5つご紹介します。映像制作の参考にしてみてください。

手振れ補正の強いカメラを選ぶ

最近のカメラの手振れ補正能力は優秀です。

以前までソニーのα7IIIというカメラを使用していましたが、5.0段分の手ぶれ補正能力しかありませんでした。正直5.0段分だとで手持ちで撮影するとブレやすく、あまり積極的に動画を撮る気にはなりませんでした。

そこから最近になってソニーα7CIIに乗り換えました。α7CIIは手ぶれ補正力が7.0段分と進化しています。手持ち撮影でも手ブレを抑えた映像を残すことができます。

手振れ補正機能がついているレンズを使う

さらにおすすめなのが手ぶれ補正機構を備えたレンズを使用することです。ボディ内手振れ補正と相まってレンズ側でも手ブレを吸収してくれます。

ソニー「OSS」(Optical Steady Shot)

タムロン「VC」(Vibration Compensation)

シグマ「OS」(Optical Stabilizer)

各社名称は異なりますが、これらはすべて光学式手振れ補正が搭載されていることを意味します。レンズ選びの際に参考にしてみてください。

手振れ補正の効きを最大に設定する

カメラの機種によっては手振れ補正の効き具合を設定できます。

ソニーα7CIIでは手振れ補正の効きの強さを2段階に設定できます。アクティブに設定することで、カメラが持つ最大能力で手ブレを補正してくれます。

注意すべき点として、アクティブに設定すると画角が少しクロップされます。

何を撮るかにもよりますが、できるだけ広角側が広いズームレンズ(20mmくらい)を使用することおすすめします。

ストラップを利用する

手持ちで撮影する時に首に掛けたカメラストラップをピンと張って両手でカメラをしっかり持って撮影することで、安定感が出てブレを抑えることができます。

編集ソフトの補正機能を使う

アドビのPremiereProならエフェクトのワープスタビライザーを使用することで、ブレを補正してくれます。

DaVinchiResolveならスタビライゼーションの項目でブレを補正できます。

どちらの方法も画角がある程度クロップされます。

まとめ

ジンバルがなくても、カメラやレンズの手振れ補正機能を活用し、撮影時の姿勢やストラップの使い方、さらに編集ソフトでの補正を組み合わせることで、ブレの少ない映像が実現できます。
各方法それぞれにメリットと注意点があるため、シーンや撮影環境に合わせて最適な手法を選ぶことが重要です。
これらのポイントを意識して撮影することで、ジンバルに頼らずとも魅力的な映像制作が可能になります。

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