妻と一緒に「KAWS: HOLIDAY THAILAND」というアートイベントに行ってきました。
SNSで話題になっていたこのイベント。実際に体験してみると、想像以上のスケールと幻想的な雰囲気に感動しました。
今回は、イベントの様子・見どころ・おすすめの楽しみ方などを写真付きでご紹介。
KAWS: HOLIDAY THAILANDとは?
KAWS(カウズ)はアメリカ出身の現代アーティスト。(本名: Brian Donnelly)。
公共広告などにイラストを描き加える「サブバータイジング(Subvertising)」という手法で注目を集め、UNIQLOとのコラボTシャツなどで知った方も多いかもしれません。
そんなKAWS氏が手がける「KAWS HOLIDAY」は、彼の代表的キャラクターCOMPANION(コンパニオン)の巨大バルーンを世界各地に展示するアートプロジェクト。
今回、タイ・バンコクの「サナーム・ルアン公園」にて開催されました。
会場の雰囲気
公園の外からもバルーンがちらっと見えて、期待が高まります。
中に入ると多くの人でにぎわっていて、写真を撮る人、座ってのんびりする人など、思い思いに楽しんでいました。

巨大バルーン「COMPANION」が座っていた
トレードマークの“XX”の目と大きな耳を持つ「COMPANION」。
今回のタイ展示では、子どものCOMPANIONと月のような球体を優しく抱いて座っている姿が印象的でした。
現代アートとタイの伝統建築が融合した、唯一無二の光景でした。


作品のコンセプト
展示されている18メートルの巨大な「COMPANION」は、地球に座り、月を抱きかかえ、膝の上には小さなCOMPANIONが座っています。この構図は、知識や価値観、思いやりが世代を超えて受け継がれることを象徴しています。
また、会場であるサナーム・ルアンは、タイの過去・現在・未来をつなぐ歴史的な場所であり、作品のテーマと深く共鳴しています。
高台からの眺めが最高
会場内の高台からは、COMPANIONとワット・プラケオを一緒に撮影できる絶好のフォトスポットです。



夜になるともっと幻想的に…
日が沈むと、COMPANIONが抱えている“月”がぼんやりとライトアップされ、背後のワットプラケオも光に照らされて、まさに幻想的な雰囲気に。


私たちは17時ごろに到着し、明るいうちに会場を回ったあと、カフェで休憩しながら日が沈むのを待ちました。
昼と夜でまったく違う表情を楽しめるので、ぜひ明るいうちに行って夜まで過ごすのがおすすめです!

会場内の高台からは、COMPANIONとワット・プラケオを一緒に撮影できる絶好のフォトスポットです。
ポップアップカフェ&グッズショップ
会場近くにはおしゃれなポップアップカフェやKAWSグッズの限定ショップも!
ショップでは、なんとタイならではの「ヤードム」や「のど飴」といった日用品がKAWSデザインになって販売されていました。(見逃してしまったけど…悔しい)



イベント全体図

体験型アクティビティ
他にもイベント期間中、さまざまなワークショップやアクティビティが開催されました。
- タイ式マッサージ&リラクゼーション:「YUED KLAI」(15分間のタイマッサージとルーシーダットン)
- ハーブ吸入器作り体験:「KLAI JAI」
- HOLIDAY RUN:4km(5月17日)、8km(5月24日)
- WAKE UP LIKE PILATES:5月18日・25日 6:30〜9:00
- PAVILION LIVE DJ:毎週末 17:00〜21:00
- 砂糖菓子のプレゼント:週末限定、1日200個限定
- HOLIDAY CHAIRS:無料レンタルチェア、7:00〜22:00
会場の快適さ・トイレ事情など
・仮設トイレバスありで安心
・地面は芝生が中心で、ピクニック気分で楽しめる
・雨季なので折りたたみ傘必須
行ってみて感じたこと
正直、事前にあまり調べずに行ったのですが、世界中で展開されているアートプロジェクトだったんですね。KAWS氏やCOMPANIONのこともこのイベントで初めて知りました。
アートって難しそうと思いがちですが、こういう大規模でポップな展示は、誰でも気軽に楽しめるのがいいですね。
写真を撮るのが好きな自分にとっても、自分の視野が広がるような体験になりました。
基本情報
内容 | 詳細 |
---|---|
会場 | サナーム・ルアン公園(Sanam Luang) |
入場料 | 無料 |
行き方 | MRTサナームチャイ駅から徒歩約20分(またはバスが便利) |
駐車場 | あり |
開催期間 | 2025年5月13日〜5月25日 |
時間 | 7:00〜22:00 |
主催 | KAWS、AllRightsReserved、Central Embassy、バンコク都庁、タイ国政府観光庁(TAT) |
公式サイト | https://www.centralembassy.com/kawsholiday-thailand/ |
まとめ
KAWS HOLIDAY THAILANDは、普段現代アートに触れる機会がない自分にとって貴重なイベントでした。巨大なバルーンアート、幻想的な景色が印象的でした。こういう世界的なイベントに参加すると、バンコクに住んでいてよかったなと感じます。
これからも、こうした大きなイベントには積極的に足を運んでみたいと思います。
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