屋外でLuna Ultraのシャッター速度を抑えて撮ろうとすると、画面が明るくなりすぎることがあります。そこで純正NDフィルターを使い、晴天での露出調整効果と実際の使い勝手を確認しました。
Insta360 Luna Ultra 純正NDフィルターを実機レビュー
セット内容とサイズ
手元で確認したのはND4・ND16・ND64の3枚とコンパクトな収納ケースです。公式のセット内容にはレンズクロスも含まれ、フィルター1枚あたりの寸法は約20.66×41×2.65mm、重量は約3.52g。Luna Ultra専用で、Luna Pro用とは対応製品が異なります。購入時は「Luna Ultra用」の表記を確認してください。
フィルターはかなり小さいものの、ケースもコンパクトでバッグに入れてもほとんどかさばりません。携帯性は好印象です。一方で、この小ささは交換時の持ちにくさにもつながりました。

装着と撮影中の使い勝手
取り付けはマグネット式で、装着自体は難しくありません。実際にはLuna Ultraを起動してから付ける方が、ジンバル部のモーターが働いて安定するため装着しやすく感じました。装着後は画面を見て露出を確認します。
ただ、フィルターが小さく指で持ちにくいため、付け外しには少し気を使います。手が滑って落としそうになったこともあり、屋外で頻繁に交換する使い方は避けたいと感じました。

NDフィルターあり・なしで写真比較
撮影条件は、晴天の屋外、写真モード・シャッター速度1/60秒、ISO100固定。以下の実写4枚は同じ場所を基本的に同一条件で撮影したものです。




| フィルター | 今回の比較結果 |
|---|---|
| NDなし | 明らかな露出オーバー。 |
| ND4 | 明るすぎる。空が白飛びして階調が失われている。 |
| ND16 | 白飛びがなくなり空の階調が戻っている。 |
| ND64 | 空の濃淡はND16より見えやすい。ビルの影側がやや暗すぎる。 |
3枚の中ではND16が最も自然な露出に近いと感じます。空の濃淡を優先するならND64でも良いと思います。
NDフィルター自体が画質を上げるわけではありません。光量を減らすことで、明るい場所でも狙ったシャッター速度を使いやすくするアイテムです。
Luna UltraでNDフィルターを使うメリット
一番の利点は、明るい場所でシャッター速度を抑えることができる点です。一般的に自然なモーションブラーを狙うなら、24fpsでは約1/50秒、30fpsでは約1/60秒が目安。晴天下でこの速度に下げると明るくなりすぎる場合に、NDフィルターで露出調整をします。
どんな撮影でNDフィルターを使う?
24fps・30fpsでシャッター速度を下げたいときや、写真のスローシャッターを使いたいときにも役立ちます。



少し気になるところ
明るさが頻繁に変わる撮影での交換は正直面倒です。屋外から日陰、さらに屋内へ移るような場面では、光量に合わせて付け替える手間があります。小さなフィルターを屋外で持ち替えるときは、落とさないかも気になりました。頻繁に交換するのが面倒なので、今度は可変NDフィルターも買って試してみたいと思います。
Luna UltraでNDフィルターを使うときの基本設定
自然なモーションブラーを狙うとき、シャッター速度は次を目安にできます。必ず固定すべき数値ではなく、あくまで基本の目安です。
| フレームレート | シャッター速度の目安 |
|---|---|
| 24fps | 約1/50秒 |
| 25fps | 約1/50秒 |
| 30fps | 約1/60秒 |
| 60fps | 約1/120秒 |
まずfpsを決め、狙うシャッター速度とISOを設定します。晴天下で30fps・約1/60秒などを維持すると露出オーバーになる場合、NDで光を減らし、適正露出になる濃さを選びます。
まとめ|晴天の屋外撮影が多いなら持っておきたいアクセサリー

Luna Ultraの純正NDフィルターは、屋外でシャッター速度を自分で決めて撮りたい人に向いています。小さなフィルターの交換には少し気を使うため、明るさが頻繁に変わる撮影では使い方を考えたいところです。気になる方は以下から価格と在庫をチェックしてみてください。





