Macのストレージ問題を解消!システムデータを大幅に削減した手順

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最近、Macのストレージ不足に悩まされ、システムデータが膨大に膨らんでいることに気づきました。AfterEffectsの重い編集作業中にアプリが落ちるたびに、空き容量を改めて確認すると、ほぼ満杯の496GB使用中。
数ヶ月前に不要な写真や動画を消したばかりなのに、なぜこんなに容量が埋まっているのか…
そこで、システムデータの中身を徹底的に見直し、不要ファイルを削除する方法をまとめました。


使用環境

  • モデル:M1 MacBook Air
  • ストレージ:500GB

ストレージ使用状況の確認方法

  1. システム設定を開く
  2. 「一般」>「ストレージ」を選択
  3. 「システムデータ」の容量をチェック

ここで「システムデータ」が約290GBも占めていることが判明。写真や動画以外にも、見落としがちな大容量ファイルが潜んでいるようです。


1. AfterEffectsのディスクキャッシュをクリア(約200GB節約)

Web上の記事でよく紹介されていたのが、AfterEffectsのディスクキャッシュ。実際に確認すると200GB近くがキャッシュとして残っていました。

削除手順

  1. AfterEffectsを起動
  2. メニューから「設定」>「メディア&ディスクキャッシュ」を選択
  3. 「ディスクキャッシュを空にする」をクリック

これだけで約200GBの空きが一気に確保できました。続けてPremiere Proのキャッシュも同様に削除すると、さらに容量アップ!

Adobe系のアプリである「Photoshop」、「Illustrator」なんかもキャッシュを溜めがちです。Adobeのアプリを入れている人はまずは各アプリのキャッシュを疑ってみるといいと思います。


2. スクリーンセーバーの高解像度動画を削除(約30GB節約)

Macには“4K240FPS”といった高解像度の動画がスクリーンセーバー用に多数インストールされており、これが約30GBを占有。実際、動画である必要はなく、削除してもシステムが自動的に不足分を補充してくれるので安心です。

削除場所

Macintosh HD
 └─ ライブラリ
     └─ Application Support
         └─ com.apple.idleassetsd
             └─ Customer
                 └─ 4KSDR240FPS

上記フォルダ内の動画ファイルをまとめて削除すればOK。要るときは再ダウンロードも可能です。

Note

削除したらMacを一度シャットダウンすることで、ダウンロードステータスが復活し、再度ダウンロードすることもできます。


3. 隠しファイル内の不要ムービー.dpxファイルを削除(約7GB節約)

Finderで隠しファイルを表示(Shift + ⌘ + .)すると、ムービー関連の中に.dpx形式のファイルが大量に発見できました。こちらもまとめて削除すると、さらに数ギガを確保できます。

削除場所

Macintosh HD
 └─ ユーザ
     └─ (ユーザー名)
         └─ ムービー
             └─ .gallery
                 └─ *.dpx

最終結果

  • システムデータ:290GB → 約45GB
  • 全体使用量:496GB → 約170GB

劇的に空き容量を増やせたので、AfterEffectsやPremiere Proでの作業も安定しました。Macのストレージ不足にお困りの方は、ぜひシステムデータの中身をチェックしてみてください!

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