2025年3月に発表された M4 MacBook Air が話題です。Appleの軽量ノートブックシリーズの最新モデルとして、前モデル M3 MacBook Air からどれだけ進化したのか気になりますよね。この記事では、M4とM3のスペックを比較し、違いをわかりやすく解説します。アップグレードを検討している方、新しいMacBook Airの購入を考えている方に役立つ情報をお届けします！
M4 MacBook Airの概要
M4 MacBook Airは、Appleの最新チップ「M4」を搭載し、性能アップと実用性を強化したモデルです。13.6インチと15.3インチの2サイズ展開で、新色「スカイブルー」が追加されました。価格は据え置きで、米国では13インチが$999、日本では164,800円からと、コストパフォーマンスも魅力的です。
では、M3と比べて何が変わったのか、表で見ていきましょう。
M4 vs M3：スペック比較表
| 項目 | M4 MacBook Air (2025) | M3 MacBook Air (2024) |
|---|---|---|
| チップ | M4（10コアCPU：4高性能+6高効率、最大10コアGPU） | M3（8コアCPU：4高性能+4高効率、最大10コアGPU） |
| CPU性能 | M1比最大2倍、Intel最速比23倍 | M1比最大1.6倍、Intel最速比13倍 |
| GPU性能 | 最大10コア、レイトレーシング対応、M1比2.5倍 | 最大10コア、レイトレーシング非対応、M1比2倍 |
| Neural Engine | 16コア、M1比3倍高速 | 16コア、M1比2.5倍高速 |
| メモリ | 16GB標準（最大32GB） | 8GB標準（最大24GB） |
| ストレージ | 256GB～2TB SSD | 256GB～2TB SSD |
| ディスプレイ | 13.6インチ（2560×1664）/15.3インチ（2880×1864）、500ニト | 13.6インチ（2560×1664）/15.3インチ（2880×1864）、500ニト |
| カメラ | 12MP FaceTime HD、Center Stage対応 | 1080p FaceTime HD、Center Stage対応 |
| バッテリー容量 | 13インチ: 52.6Wh、15インチ: 66.5Wh | 13インチ: 52.6Wh、15インチ: 66.5Wh |
| バッテリー駆動時間 | 最大18時間（実測20時間超も報告） | 最大18時間（実測15～18時間） |
| ポート | Thunderbolt 4×2、MagSafe 3、3.5mmジャック | Thunderbolt 4×2、MagSafe 3、3.5mmジャック |
| 外部ディスプレイ | 2台の6K@60Hz（蓋を開けたまま対応） | 2台の6K@60Hz（蓋を閉じた状態のみ） |
| オーディオ | 13インチ: 4スピーカー、15インチ: 6スピーカー（Dolby Atmos） | 13インチ: 4スピーカー、15インチ: 6スピーカー（Dolby Atmos） |
| マイク | 3マイクアレイ（高信号対雑音比） | 3マイクアレイ（高信号対雑音比） |
| ワイヤレス | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
| 重量 | 13インチ: 1.24kg、15インチ: 1.51kg | 13インチ: 1.24kg、15インチ: 1.51kg |
| 厚さ | 13インチ: 1.13cm、15インチ: 1.15cm | 13インチ: 1.13cm、15インチ: 1.15cm |
| デザイン/カラー | 新色「スカイブルー」追加（他: ミッドナイトなど4色） | ミッドナイト、スターライト、シルバー、スペースグレー（4色） |
| 電源アダプター | 30W/35W（標準）、70Wオプション | 30W/35W（標準）、70Wオプション |
| OS（初期搭載） | macOS Sequoia | macOS Sonoma（後にSequoiaへアップデート可） |
| 価格（日本） | 13インチ: 164,800円～、15インチ: 192,800円～ | 13インチ: 164,800円～、15インチ: 192,800円～ |
主な進化ポイントをチェック！
1. チップ性能：M4でさらにパワフルに
M4チップはCPUが10コア（高性能4＋高効率6）にアップ。M3の8コア（4＋4）から処理能力が強化され、M1比で最大2倍の性能を誇ります。GPUもレイトレーシング対応になり、ゲームやグラフィック作業でのパフォーマンスが向上。特に動画編集や3Dモデリングをするクリエイターには嬉しい進化です。
2. メモリ：16GBが標準に！
M3のベースモデルは8GBスタートでしたが、M4では16GBが標準に。これで軽い作業から中程度のマルチタスクまで余裕でこなせます。最大32GBまで拡張可能で、M3の24GBを超える選択肢も登場。メモリ不足の心配が減りましたね。
3. カメラ：12MPでビデオ通話が鮮明に
M4のカメラは12MPにアップグレード（M3は1080p）。リモートワークやオンラインミーティングでの画質が向上し、Center Stage機能で動きに合わせてフレーム調整もバッチリ。ちょっとした配信にも使えそうです。
4. 外部ディスプレイ：使い勝手アップ
M4では、蓋を開けたまま2台の6Kディスプレイを接続可能に。M3では蓋を閉じる必要があったので、デスクでの作業効率がグッと上がります。デザイナーやプログラマーには嬉しいポイントです。
5. 新色「スカイブルー」で気分一新
デザインはM2/M3とほぼ同じ薄型軽量ボディですが、新色「スカイブルー」が仲間入り。ミッドナイトやスターライトに加え、爽やかな選択肢が増えました。
価格は据え置き！コスパはどう？
M4もM3も13インチが164,800円、15インチが192,800円からと価格は変わらず。ただし、M4はメモリ16GB標準や性能向上を考えると、実質的な価値がアップしています。M1やIntelモデルからの買い替えなら間違いなくお得感がありますね。
M3ユーザー、アップグレードすべき？
M3からM4への変化は「革命的」とは言えませんが、「正統進化」は確実。日常使いならM3でも十分ですが、次のような人はM4を検討する価値ありです：
- メモリ不足を感じている（8GBだと重い作業で厳しい場合）
- 外部ディスプレイを多用する
- 最新チップの性能を試したい
逆に、M3を昨年買ったばかりなら、急いで買い替えるほどではないかもしれません。
まとめ：M4 MacBook Airは誰におすすめ？
M4 MacBook Airは、軽量でパワフル、しかも価格が手頃なノートPCを求める人にピッタリ。学生、フリーランス、クリエイターまで幅広くカバーする一台です。特に16GBメモリが標準になったことで、エントリーモデルとしての実用性が飛躍的に向上しました。
M3からの進化は地味ながら確実。新色で気分を変えたい方、最新技術を手にしたい方はぜひチェックしてみてください。あなたなら、M4とM3、どっちを選びますか？コメントで教えてくださいね！
コメント