妻が「バンコク国立博物館でナイトミュージアムやってるよ」と言うので、面白そうだなと思い行ってみました。
バンコク国立博物館とは

かつての副王宮と増築された建物から成るタイ国最大の博物館。先史時代からのタイ国の歴史を包括する文化遺産の数々、6世紀後半から現チャクリー王朝までの宗教美術品、王族ゆかりの伝統工芸品、王家の葬儀に使われる荘厳な乗り物などが美しく展示されている。国の守護仏であるシヒン仏を安置する礼拝堂内壁には、釈迦の生涯が壮麗に描かれています。
タイの文化遺産、宗教美術品、王族ゆかりの伝統工芸品などが展示されています。
ナイトミュージアムは4月23〜27日まで開催されていて無料で入ることができます。

館内
館内に入ると人の多さに驚きました。

展示
最初のエリアには当時の部屋や生活に使われた器やお皿がミニチュアで再現されていました。


調理に使われていた土器とうつわ。


タイの伝統的なお面が並んでいます。これだけの数が並んで展示されていると迫力があります。

タイの刀。フォルムは日本刀にも似ています。

タイの民族的な衣装。配色が独特でかっこいいです。


伝統的なタイの楽器です。どのような音を奏でるか聞いてみたい。

像の背中に乗せる台座。タイでは古くから像が移動の手段として使われてきました。


全ての展示をじっくり見るというよりは、人も多いのでその流れに沿ってパパっと見学する感じでした。
そして意外と部屋の数が多く、一度順路に入るとイケアのように簡単には外には出られないようになっています。


女性の王族の衣装。


王族の葬儀に使用される乗り物
王様の葬儀に使われる乗り物。プミポン国王(ラマ9世)が亡くなられた時にも使用されたそうです。
その大きさと黄金に輝く車体に圧倒されます。

どの角度から見ても美しい造りです。

食べ物屋台
ナイトミュージアムでは敷地内に屋台も出店して多くの人で賑わっていました。

特にパッタイ(タイの焼きそば)のお店は行列ができるくらい人気でした。私たちも注文しようしたところ、待ち時間40分とのこと!お腹も空いていて40分も待てないので諦めました。。

クイッティアオルアのバミー(小麦粉麺)とセンレック(米粉の細麺)を注文しました。
妻はセンレック(米粉の細麺)を注文したのですが、センミー(米粉の極細麺)に間違えらていました。テーブル席はほとんどないので、階段があるところに腰掛けて食べました。
屋台のクイッティアオルアなので、そこまで味に期待はしていませんでしたが、思いの外美味しく食べられました。


敷地内には他にもステージやスクリーンが設置され、ライブ演奏やタイの古い映画が上映されていてリラックスした雰囲気でした。

まとめ
タイの文化遺産や王族関係の伝統工芸品はどれも興味深いものでした。
特に印象的だったのは王家の葬儀に使用される荘厳な乗り物。黄金に輝く外観と大きさに圧倒されました。これだけでも見に行く価値があると思います。
今回はナイトミュージアムということで時間が限られていて全てのエリアを見ることはできませんでした。また次回お昼に来てじっくり見てみたいと思います。
概要
名称 | バンコク国立博物館(National Museum, Bangkok) |
---|---|
URL | http://www.virtualmuseum.finearts.go.th/bangkoknationalmuseums/index.php/en/ |
営業時間 | 【通常】9:00~16:00/月・火・祝日休館 【ナイトミュージアム】22:00まで |
料金 | 200バーツ(ナイトミュージアムは無料) |
住所 | Na Phrathat Road, Grand Palace sub district, Phra Nakorn district, Bangkok 10200 |
アクセス | エクスプレスボートのターチャン船着き場より徒歩約15分 |
電話 | 02-224-1370 |
備考 | ※毎週水・木曜日の朝09:30から約2時間、無料日本語ガイドあり |
行き方
MRTサナムチャイ駅近くのバス停へ。
バスでタマサート大学前で下車。
駅から歩くと25分もかかるのでバスが安くておすすめです。1人15バーツで行けます。
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