昔の写真をレタッチしてみたらめちゃくちゃ楽しかった

今回は昔撮った古い写真をLightroomでレタッチしたらどうなるか検証してみた。

今回レタッチするのは、15年くらい前に友人のカシオのデジカメで撮った写真たち。当時僕たちは彼女もいない暇な田舎大学生だった。

左が元データの画像。右が今回レタッチしたもの。

写真として適正な明るさ

当時何気なく撮っていた写真を今見てみると露出補正を全く理解していなかったと感じる。

カメラについて勉強したことがないので当たり前だが。逆光であったり室内であったりするとめちゃくちゃ暗い。完全に露出不足。そこをLightroomで可能な限り不自然にならないように補正してみた。すると暗くなって見えなくなっている部分も意外とディティールが残っていることに驚く。

JPGでも全然いけるんだなと思った。

出来るだけ見ていたはずの色を再現

ホワイトバランスについてもカメラまかせ、というか適当に設定していたと思う。

特に全体が紫がかっている写真はホワイトバランスを修正するだけでも、色当時見ていたであろう色に近づいてくる。ここはレタッチしていて楽しい部分でもある。あとはカメラの特性か全体的に青色が紫よりになる傾向が強いのでそれも修正。僕は青色は緑よりにして少しエメラルドっぽい色にするのが好きだ。

人の肌の色

肌の色も出来るだけ見たままの色に近づけてみた。

人の肌の色はレタッチの腕の見せ所だと思う。

よくあるのが肌色が赤すぎたりすること。そこは赤のカラーミキサーでパラメーターをオレンジよりに補正するといい感じになることが多い。ただそうすると唇の赤みがなくなってしまうこともあるので、やり過ぎには注意している。または唇だけマスクをかけることもたまにある。

最近はカメラについて知識が増えてきたせいもあるが撮る時の設定にこだわり過ぎていた。

思い出を残すのに必ずしも綺麗に撮ることはないんだと認識させられた。

まとめ

今回昔の写真をレタッチして感じたことは昔の写真のレタッチはめちゃ楽しい。

当時カメラや写真に関してど素人であったので露出やホワイトバランスが本当に適当。そもそも綺麗な写真を撮ろうなんて全く考えていなかっただろうし、思い出の記録として残っていれば十分だった。

当時の思い出を今の僕が良いと思う色でレタッチすることで過去の自分と向き合っているようでとても興味深い経験になった。

写真の面白さをあらためて認識できた。