今回は2025年2月18日に発表されたばかりのDJI Osmo Mobile 7シリーズ(Osmo Mobile 7および7P)と、ZHIYUNの定番モデルSmooth 5Sを徹底比較します。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを紐解き、あなたに最適な一台を見つけましょう!
DJI Osmo Mobile7,7P vs ZHIYUN Smooth5S 比較表
項目 | DJI Osmo Mobile 7シリーズ(7 / 7P) | ZHIYUN Smooth 5S |
---|---|---|
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価格 | 約14,000円(7) / 約20,000円(7P) | 約26,000円 |
重量 | 約300g(7) / 約383g(7P) | 625g |
サイズ(折り畳み時) | 約189 x 84.5 x 99 mm | 約311 x 168 x 52 mm |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 | 最大25時間 |
回転範囲 | 最大230°(制限あり) | 360°(全方向回転可能) |
セットアップ | 磁気クランプで迅速 | 3軸ロック解除とバランス調整が必要 |
追加機能 | 伸縮ロッド(7Pのみ)、内蔵三脚、モジュール対応 | ビルトインLEDライト |
アプリ | DJI Mimo(ActiveTrack 7.0対応) | ZY Cami / StaCam |
最大積載量 | 約300g | 300g |
DJI Osmo Mobile 7シリーズの特徴

良いところ
- 軽量で携帯性抜群
Osmo Mobile 7は約300g、7Pでも約383gと軽量で、折り畳みデザインにより持ち運びが簡単。旅行や日常使いに最適です。 - 最新技術のActiveTrack 7.0
DJIの最新トラッキング技術により、動きの激しい被写体や混雑した環境でも高い追従性能を発揮。7Pでは多機能モジュールでさらに強化。 - 多機能モジュール(7P)
7Pに付属する磁気モジュールは、ジェスチャー操作や補助ライト、マイク受信機能を追加。クリエイティブな撮影が手軽に。 - 内蔵三脚と伸縮ロッド
両モデルに格納式ミニ三脚が搭載され、7Pでは伸縮ロッドで高さやアングルの自由度が向上。
悪いところ
- バッテリー寿命が短め
10時間は改善されたものの、モジュール使用時は5時間程度に短縮。ZHIYUNの25時間には及びません。 - 回転範囲の制限
230°の回転範囲は全方向をカバーできず、ダイナミックな動きには制約が。 - モジュール依存(7の場合)
標準モデル(7)は多機能モジュールを別途購入する必要があり、フル機能を使いたいなら追加コストが発生。
ZHIYUN Smooth 5Sの特徴

良いところ
- 圧倒的なバッテリー寿命
最大25時間の連続使用が可能で、長時間の撮影でも充電の心配なし。 - 360°回転の柔軟性
全方向に回転可能な設計で、どんなアングルにも対応。クリエイティブな表現に最適。 - ビルトインLEDライト
暗所撮影に便利なLEDライトが標準搭載。追加アクセサリー不要で手軽に照明を強化。 - 高い積載量
300gまでのデバイスに対応し、重いスマートフォンやアクセサリーでも安定動作。
悪いところ
- 重くてかさばる
625gとOsmo Mobile 7シリーズの2倍近い重量で、折り畳み不可のため携帯性が劣る。 - セットアップが面倒
3軸のロック解除とバランス調整が必要で、迅速な撮影開始には不向き。 - アプリの完成度
ZY CamiやStaCamは機能的だが、DJI Mimoほどの直感性や安定性に欠ける声も。
どちらを選ぶべき?
- DJI Osmo Mobile 7シリーズが向いている人
軽量で最新技術を活用した撮影を求める方。7はカジュアルに、7Pはプロ志向で使いたい場合に最適。 - ZHIYUN Smooth 5Sが向いている人
長時間撮影や全方向の動きを重視する方。LEDライト付きで暗所撮影も多いならこちら。
結論
DJI Osmo Mobile 7シリーズは、最新技術と携帯性を両立させた次世代ジンバルとして注目度抜群。特に7Pの多機能モジュールは、撮影の可能性を広げます。
一方、ZHIYUN Smooth 5Sは堅実な性能と駆動時間で、安定感を求めるユーザーに支持されています。撮影スタイルや予算に応じて、あなたにぴったりの一台を選んでください。
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