今回はRunwayでモーショントラッキングを活用する方法を解説します。
モーショントラッキングを利用することで動く被写体にテキストや画像を追従させることができます。
普段AdobeのPremiereProで動画編集しているのですが、たまにモーショントラッキング機能を使いたい時があります。しかしPremiereProはトラッキング(追従)機能が弱いんですよね。正確にトラッキングさせるにはAfterEffectsを使わなければならず、不便さを感じていました。
AI動画を作成できるRunwayでは簡単な動画編集機能も備えています。
その一つにモーショントラッキング機能があり無料で使うことができます。
Runwayを初めて使う場合は登録が必要です。
Home画面で左のASEETSの欄からMoreをクリックします。

MoreをクリックするとVideo Editor Projectsという項目が出てきます。それをクリックします。

右上のNew Projectsをクリックします。

Motion Trackingをクリックします。

左上のUploadからトラッキングさせたい資材を選択します。

アップロードした素材をプレビュー画面がタイムラインにドラッグ&ドロップします。
トラッキングさせるポイントをクリックします。

はっきりとした目標であればあるほど正確にトラッキングしてくれます。
素材の長さにもよりますが、10秒くらいの素材であれば数秒でトラッキングが完了します。
左下のPreviewでトラッキング結果を確認できます。

結果が良ければ右上のDone Trackingをクリック。編集画面になります。
左のTextをクリックしてテキストを入力します。

テキストは残念ながら日本語入力には対応していないようです。(2025年1月時点)
右のメニューのTrackingの矢印をクリック。
Link toで追従させたいクリップ名を選択。
これでテキストとトラッカーがリンクされました。
テキストを追従させたい位置に動かします。
再生ボタンで結果を確認できます。


テキストの他にも画像を追従させることもできます。アイデア次第で色々のシーンで使えそうです。
まとめ
操作も簡単で動作も軽くて良いのですが、日本語に対応していないのが残念なところ。
今後のアップデートに期待です。
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