今回は写真表現の中でも、特に印象的でドラマチックな効果をもたらす「シルエット写真」の撮り方について解説します。
光と影のコントラストを活かし、被写体の輪郭だけで物語を語るのがシルエット写真の魅力。難しそうに思えるかもしれませんが、ポイントを押さえれば誰でも簡単に撮れます。
シルエット写真とは?

「シルエット」とは、逆光で被写体が真っ黒になり、輪郭だけが浮かび上がったような写真のこと。
主に夕焼けや朝焼けの太陽を背景にして撮るのが定番です。
感情を抽象的に表現できるため、ポートレートにも風景にも向いています。
シルエット写真の撮影ポイント
1. 逆光を活かす



基本は逆光。被写体の背後に太陽や強い光源を置きましょう。
例:
- 日の出・夕焼け
- 窓から差し込む強い光
- ライトアップされた街並み
2. 被写体と背景をはっきり分ける

輪郭がはっきりわかるように、背景は明るく、被写体は暗く。背景にゴチャゴチャした要素があるとシルエットが目立たなくなるので注意。
3. 露出を背景に合わせる

カメラの露出を背景の明るさに合わせることで、被写体が黒く潰れます。
スマホならタップで明るい空にピントと露出を合わせるだけでもOK。
4. 輪郭が美しく見える構図を選ぶ


被写体の形やポーズが伝わる構図を意識しましょう。
📌 人物の場合:
- 手を広げる、ジャンプする
- 横向きや斜め向きで顔の輪郭を見せる
📌 物のシルエット:
- 木、動物、自転車、建物など、形に特徴のあるものがおすすめ
実際の撮影手順(スマホでもOK)



- 夕方や早朝の逆光シーンに行く
- 被写体を明るい背景の前に配置
- スマホやカメラで空(背景)に露出を合わせる
- 被写体が真っ黒になるように調整
- シャッターを切る!
シルエット写真のアイデア集



- 恋人同士が手をつないでいる
- 犬と一緒に歩く人物
- ジャンプする子ども
- 自転車に乗る人
- ビーチで夕日を見つめる人
編集でさらにドラマチックに!



Lightroomなどの編集アプリで以下のような補正を加えると、より雰囲気が出ます。
- 露出を少し下げる
- コントラストを強くする
- ハイライトを下げて空の色を出す
- 色温度で夕焼け感を強調する
まとめ:シルエット写真は光を味方にするアート

シルエット写真は「シンプルな中に深い物語が宿る」表現方法です。
特別な機材がなくても、スマホひとつで簡単に挑戦できます。
ぜひ、夕焼けや逆光の時間を狙ってチャレンジしてみてください!
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