2024年11月19日、ソニーはフルサイズミラーレス一眼カメラ「α1」の後継機「α1II」を正式に発表しました。この新モデルは、前機種の高性能を継承しつつ、さらなる進化を遂げています。
初代α1との比較表
α1 | α1II | |
発売日 | 2021年1月27日 | 2024年12月13日(予定) |
有効画素数 | 約5010万画素 | 約5010万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR AIプロセッシングユニット |
連写性能 | AF/AE追従で最高30コマ/秒 | AF/AE追従で最高30コマ/秒(最大1秒前までさかのぼっての撮影が可能なプリ撮影機能) |
手ブレ補正効果 | 5.5段分 | 中央8.5段、周辺7.0段 |
液晶モニター | 3.0型チルト式(約144万ドット) | 3.2型バリアングル式(約210万ドット) |
ファインダー | 0.64型約944万ドット、倍率0.9倍 | 0.64型約944万ドット、倍率0.9倍 |
動画性能 | 8K 30p、4K60p、4K120p(約10%クロップ) | 8K 30p、4K60p、4K120p(約10%クロップ) |
AFシステム | 759点の像面位相差AF 人物、動物、鳥 | 759点の像面位相差AF AIプロセッサ搭載による被写体認識性能向上 人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 |
メモリーカードスロット | CFexpress Type A / SD UHS-II デュアルスロット | CFexpress Type A / SD UHS-II デュアルスロット |
ボディサイズ | 約128.9×96.9×80.8mm | 約136.1×96.9×82.9mm |
重量 | 約737g(バッテリー、メモリーカード含む) | 約743g(バッテリー、メモリーカード含む) |
価格 | 約990,000円(税込) | 約990,000円(税込) |
進化したポイント
「α1II」は、初代「α1」の高解像度と高速連写性能を維持しつつ、以下の点で改良が施されています。
- 手ブレ補正効果の向上:内蔵手ブレ補正機構が5.5段分から8段分に強化され、より安定した撮影が可能となりました。
- AIプロセッサの搭載:新たにAIプロセッサを搭載し、被写体認識性能やオートフォーカスの精度が向上しています。
- バリアングル式モニターの採用:3.2型のバリアングル式モニターを採用し、撮影時の自由度が増しています。
動画性能について
動画性能については初代α1とほぼ同等です。手ぶれ補正とAIプロセッシングユニットによりAF性能が向上しています。期待されたRAW内部収録は非搭載、4K120p撮影時に約10%クロップというのも改善されていません。動画性能の強化を期待していたユーザーにとっては残念なポイントです。
価格と発売日
「α1II」の価格は、初代「α1」と同程度の約990,000円(税込)とされています。価格が据え置きなようなので初代α1は値下げされると思われます。
予約開始予定:2024年11月26日(火)10時より
発売日予定:2024年12月13日
まとめ
「α1II」は、プロフェッショナル向けのフラッグシップモデルとして、さらなる性能向上を遂げていますが、α1を既に持っている人が買い替えるほどではないと思いますね。
動画性能についてはα1IIIに期待ですね。個人的にはα7SIVってまだかな?
コメント