年末にタイ人妻の家族と一緒にスパンブリー県を訪れました。今回は妻の弟夫婦の実家があるスパンブリーへの旅の様子をお届けします!
スパンブリー旅行1日目
出発の朝:寝坊からのスタート
旅行の朝、まさかの寝坊!アラームを設定し忘れ、起きたのは8時40分。迎えが来る9時までに大急ぎで準備。ドタバタしながら旅が始まりました。
妻の父が運転を担当し、途中でガソリンスタンドに立ち寄ってカフェラテ、ハムチーズサンド、そしてタイの定番おやつ「ムーピン」と「カオニャオ」をゲット。少し落ち着いてきました。
ワット パー レーライ ウォラウィハーンでお祈り
最初に訪れたのは有名なお寺「ワット パー レーライ ウォラウィハーン(วัดป่าเลไลยก์วรวิหาร สุพรรณบุรี)」。人が多く、賑やかな雰囲気の中で年末年始のお祈りをしました。
20バーツで線香、ろうそく、お花、金箔のセットを購入。
線香とろうそくを灯し、仏像に金箔を丁寧に貼り付けます。
金箔は紙に包まれており、その紙で金箔をつまんで仏像に張りつけるます。そのことをよく知らずに金箔を直接指で貼り付けると、妻にやり方が違う😡と怒られました。。
レトロでおしゃれなパッタイ屋さん「チョンチャルン」
昼食に訪れたのは、「チョンチャルン (จงเจริญผัดไทยโบราณ)」というパッタイのお店。このお店の最大の特徴は、炭火を使って調理される香ばしいパッタイです。ガス火では出せない独特の風味が楽しめます。
メニューは多彩で、エビ、カニ、豚肉、鶏肉など約10種類のパッタイから選べます。さらに、3種類のスープが用意されていて、自分好みの具材を選ぶスタイルがユニーク。具材は水に浮かぶお皿に乗せられ、回転寿司のように水の流れで店内を回っています。この仕組みがとても面白く、思わずどれを取ろうか迷ってしまいました。
今回はムーデーン(豚)のパッタイを注文。甘めの味付けが特徴で、卵に包まれた香ばしい炭火の香りが一口ごとに広がります。
朝にムーピンとサンドイッチを食べ過ぎてしまい、せっかくの美味しさを存分に味わえなかったのが心残りです。。
店内は古い広告やレトロなポスターが壁に飾られ、どこか懐かしいポップな雰囲気。おしゃれでフォトジェニックな空間が広がり、食事だけでなく店内の雰囲気も楽しめる素敵なお店でした。
チョンチャルン (จงเจริญผัดไทยโบราณ)
営業時間:09:30~18:00
コテージタイプのローカル宿泊施設
妻の弟夫婦の実家の近くにあるコテージタイプのホテル「ターラーリン リゾート (ธาราริน วิลล่า)」に宿泊しました。タイのローカル感あふれる施設で、リバービューが楽しめる素敵な場所です。
部屋はシンプルながら広々としていて快適。ただ、アメニティが最低限でドライヤーもないのでそこは注意が必要です。
部屋から見える川の景色や静かな環境が癒しを提供してくれます。
川沿いに椅子とテーブルが置かれていて、とても長閑な雰囲気でゆったりくつろげます。
予約をすれば夜はムーガタを準備してくれるそうです。
気になる点を挙げるとすれば、ハトが棟の外壁に巣を作っており、糞が落ちてこないか少し心配でした😅
ターラーリン リゾート (ธาราริน วิลล่า)
ホテルの敷地内でオウムたちと触れ合う
ホテルの敷地内には、色とりどりのオウムが飼われています。あとで調べたところ、コンゴウインコ、ヨウム、タイハクオウムなどがいたようです。それぞれ個性豊かで、じっくり観察すると面白い発見がたくさんありました。
コンゴウインコ
コンゴウインコは、1羽用のケージと2羽用のケージに分けられていました。2羽一緒のケージにいるコンゴウインコたちは仲良しな雰囲気で、こちらが近づくと興味津々な様子でケージの前までやってきます。見つめ返してくるその表情がとても愛らしい!
一方で、1羽だけのコンゴウインコは少し恥ずかしがり屋。近づくとそそくさと小屋に入り、そこから顔だけを覗かせて外の様子を伺います。その姿がまた可愛い。
ヨウム
ヨウムは手のひらサイズの中型インコで、薄いグレーの体に赤い尻尾が特徴。非常に賢い鳥として知られ、人間の5~6歳児に匹敵する知能を持つそうです。確かに、じっと見ていると何か考えていそうな知的な顔つきが印象的でした。
タイハクオウム
タイハクオウムは、純白の羽毛が美しく、人懐っこい性格が魅力的。こちらが近づくと嬉しそうに寄ってきて、可愛い声で何かを話しかけてくれます。言葉のようなリズムがあって、まるでタイ語を話しているよう。こちらが立ち去ろうとすると何かを言いたげな寂しそうな雰囲気が可愛かった。
寿命は40~60年と驚くほど長い。
タイの田舎道をサイクリング
夕方にはホテルで自転車を借りて、タイの田舎道をサイクリング。涼しい風を感じながらのどかな景色を楽しみました。途中でお店に立ち寄り、お菓子とジュースを買って戻る道中も良い気分転換になりました。
バーベキュー
夜は、妻の弟夫婦の実家でバーベキュー。
牛肉や鶏肉の串焼き、焼きエビ、トムヤムクンなどを堪能しました。タイのシーフードは美味しいですが、貝類には少し注意が必要です。
満天の星空を撮影
夜はホテルに戻り、スパンブリーの澄んだ空気の中で星空を観賞。光害が少ないため、オリオン座や冬の大三角がはっきりと見えました。星空の撮影に挑戦し、美しい写真を残すことができました。
タイ・スパンブリー旅行記:2日目
スパンブリー旅行2日目は、タイの田舎ならではの朝の清々しい景色から始まりました。
朝の清々しいひととき
朝は太陽の眩しい日差しと小鳥たちの鳴き声で目が覚めました。
外に出るとリバービューの川面に太陽の光が反射し、とても清々しい景色が広がっていました。
朝食は、田舎ならではの手作り感あるメニュー。焼いたパンにバターとジャムを塗り、タイの伝統的なお粥「カオトン」や「ガイトート」(鶏の唐揚げ)もいただきました。都会のホテルのバイキングとは違う、温かみのある朝ごはんを堪能しました。
ブンチャワーク チャルームプラキアット水族館へ
朝食後、近くにある水族館「ブンチャワーク チャルームプラキアット(บึงฉวากเฉลิมพระเกียรติ)」を訪れました。
小さな水族館と思いきや中に入ると結構広い。淡水魚と海水魚でそれぞれ別の建物で展示されていて入場料も別々です。入場料は1人30バーツととてもリーズナブル。
館内は一般的な水族館の暗い照明とは違い、普通の明るさで新鮮な雰囲気。大きなトンネル型の水槽では、頭上を魚たちが優雅に泳ぐ様子を間近で見ることができました。今回は淡水魚コーナーだけで十分満足し、海の魚コーナーは見ずに終わりました。
ワニエリア:圧巻のスケール
この水族館で一番印象に残ったのはワニのエリアです。橋の上から数百頭はいると思われるワニたちを見渡せます。
水面から目と鼻だけを出して静かに泳ぐ姿や、陸地でじっと休む姿はどれも迫力満点。特に大きなワニは全長3メートルほどあり、圧倒されます。日本ではなかなか見られない光景で、とても印象的でした。
ブンチャワーク チャルームプラキアット(บึงฉวากเฉลิมพระเกียรติ)
営業時間:平日08:30~16:30、土日08:30~17:00
帰路に立ち寄ったレトロなカフェ
スパンブリーの旅を終え、バンコクに戻る途中、「ロードドリッパー(ROAD DRIPPER)」というカフェに立ち寄りました。
木造のヴィンテージな内装が特徴的で、クリスマスツリーとイルミネーションが年末の雰囲気を盛り上げていました。こぢんまりとした店内は席数が少なめですが、外にも座れるスペースがあり、ゆったりとした時間を過ごせます。駐車場はお店の前に5~6台停めらます。
ROAD DRIPPER
営業時間:08:00~17:00
まとめ
スパンブリーはバンコクから車で3時間ほどの場所で、自然豊かでのんびりと時間が流れているようでした。バンコクの喧騒から離れ、ゆっくりと過ごすことができました。
特に今回宿泊したホテルでオウムとの触れ合いに癒されました。アクセスが良いとは言えませんが興味があればおすすめです。
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