この記事では国際免許証からタイの運転免許証へ切り替える際の必要書類やバンチャック陸運局での手続きの流れについて解説します。
必要書類
国際免許証からタイの運転免許証の切り替えに必要な書類は以下の通りです。
1.パスポート
原本とコピー(以下のページをコピーする必要があります)
・顔写真のページ
・ビザのページ
・最終入国スタンプのページ
2.国際免許証
原本およびそのコピー
3.日本大使館発行の在留届出済証明
原本とコピー
発行手数料:610バーツ
申請から受け取りまで2〜3営業日が必要。窓口の担当者に受け取り日を確認できます。
・在タイ日本大使館に行き発行申請を行います。
・発行手数料は変わる可能性があります。
4.健康診断書
クリニックで事前に取得(発行から1ヶ月以内のものが必要)
後述のBTS Bang Chak(バンチャック)駅近くのクリニックだと値段も安くおすすめです。
タイ運転免許証取得の注意点
- 日本で発行された有効な免許証があれば、実技試験は免除されます。
- 国際運転免許証を持っている場合、1時間の学科講習についても免除されます。
- 最初に取得できる免許証はテンポラリーの運転免許証(有効期限2年)で、次回更新時に有効期限5年の免許証を取得できます。
バンチャック陸運局での国際免許からタイ運転免許証への切り替え手続き流れ
バンコクでの免許の切り替えはバンチャック陸運局またはチャトチャック陸運局で行います。
今回はバンチャック陸運局での手続きについて解説します。
事前にクリニックで健康診断書を発行してもらう
- 場所:Bangkok Clinic Vetchakam(BTSバンチャック駅2番出口すぐ)
- 内容:血圧測定や身長・体重の確認程度。
- 費用:140バーツ
- 所要時間:空いていれば約5分ほど
- 営業時間:平日8:00〜16:00
私は申請当日に陸運局に行く前にクリニックに行き診断書を発行してもらいました。

バンチャック陸運局で申請手続き


陸運局の中に入ると右手に申請用紙が置いてあります。

申請用紙にローマ字フルネームとタイの電話番号を記入。
受付に並びます。
陸運局は平日でも人が多く混雑しています。できるだけ早い時間に行くことをおすすめします。
受付で書類のチェックを受ける。書類に不足があれば、館内でコピーできます。
書類のチェックがOKであれば番号札をもらえます。
受付左側に9〜15番の窓口がありその前で待機。モニターに番号が表示されるので、自分の番号が呼ばれたら指定の番号の窓口で書類を提出。


簡単な身体テスト
次に17番の部屋(向かいの部屋)で簡単な身体テストを受けます。
- 遠近感のテスト:手元のボタンで前後に動く2本の棒の位置を揃える
- 色のテスト:ランプが赤・黄色・緑に光るので光った色を答える。(手元のボタンを押すタイプもあるみたいです。)
- ブレーキテスト:赤のライトが点いたらブレーキを踏む
どれも簡単なテストで、前の人の動きを見ていれば理解できると思います。
免許証の発行

身体テストが終わると今度は受付右側の部屋の前で待機。
番号が呼ばれたら、部屋の中に入る。ブースが1〜8番とあるので指定のブースの前で待機。
写真を撮影し申請料205バーツを支払う。
その場で免許証が発行されます。
- バンチャック陸運局(BTSバンチャック駅3番出口から徒歩10分)
- 服装:サンダル、半ズボン、タンクトップは原則禁止。
- 受付時間:平日8:00〜15:00
まとめ
国際免許からタイの運転免許証への切り替えは、書類さえしっかり準備できていれば難しくはないと思います。
参考にしていただけたら幸いです。
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