タイでの滞在期間延長手続きガイド

タイでの滞在を延長したいとお考えですか？

タイの魅力的な風景や文化をもっと楽しむために滞在期間を延長することは、多くの観光客にとって重要です。ここでは、タイでの滞在期間延長手続きに関する詳細情報をわかりやすくご案内します。タイの素晴らしい観光スポット、食文化、そして温暖な気候をさらに堪能するために、滞在期間を延長することは非常に価値があります。
以下では、手続きの詳細、注意点、そしてオンラインでの申請方法についても詳しく説明します。

1. 滞在期間の延長について

• ノービザ（ビザ免除）での入国:日本国籍の方が観光目的でビザなしにてタイへ入国する場合、60日間の滞在が許可されます。(2024年11月時点)
  この滞在期間は、タイ国内の入国管理局で一度のみ30日間の延長が可能です。延長を希望される方は、滞在が終了する前に延長手続きを行う必要があります。この延長によって、合計で最大90日間滞在することが可能となり、タイの美しいビーチや歴史的な寺院などをよりじっくりと訪れることができます。

2. 延長手続きの場所

バンコクでの滞在期間延長手続きは、以下の2か所で行うことができます。手続きを行う場所は混雑することがあるため、計画的に訪問することが重要です。

• ITスクエア・ラクシー（IT Square Lak Si）:
• 所在地: バンコク北部、ドンムアン空港付近のショッピングモール「ITスクエア」の3階に入国管理局のオフィスがあります。
• アクセス方法:
  • 電車: SRTダークレッドライン「ラクシー駅」から徒歩約5分でアクセス可能です。公共交通機関を利用することで、コストを抑えながらスムーズにアクセスできます。
  • タクシー: バンコク中心部からタクシーで約30分、料金は片道約200バーツほどです。タクシーは荷物が多い方や家族連れにとって便利な移動手段です。
• 営業時間: 8:30～16:30（12:00～13:00は昼休憩）、土日・祝日は休業となります。特に週明けの月曜日は混雑することが多いため、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。
• チェーンワッタナー入国管理局（Government Complex Chaeng Watthana）:
• 所在地: バンコク北部、政府総合庁舎B棟2階に位置しています。広大な敷地に位置しているため、事前に地図を確認することが役立ちます。
• アクセス方法:
  • タクシー: バンコク中心部からタクシーで約30～60分（交通状況による）でアクセスできます。ピーク時には交通渋滞が発生することがあるため、時間に余裕を持って移動することが大切です。
• 営業時間: 8:30～16:30（12:00～13:00は昼休憩）、土日・祝日は休業です。ランチタイムに訪問すると窓口が閉まっていることがあるため、午前中または午後の早めの時間に訪問するのが良いでしょう。

3. 必要書類

滞在延長手続きには、以下の書類が必要です。必要書類が揃っていない場合、手続きが遅れることがありますので、事前の準備が非常に重要です。

• パスポート原本: 有効期限が十分に残っていることを確認してください。
• 申請書（TM.7フォーム）: 入国管理局のウェブサイトからダウンロード可能です。
• 証明写真（4×6cm）: 現地の写真サービスで撮影することも可能です。
• パスポートの顔写真ページと最新の入国スタンプページのコピー: これらのコピーは、手続き前に確認しておくと安心です。
• 入出国カード（TM6）のコピー: 入国時にパスポートに挟まれていることが多いです。
• 滞在先の住所情報: ホテルの予約確認書や賃貸契約書などが必要です。
• 申請料1,900バーツ: 現金で支払いますので、事前に準備しておきましょう。

申請書やコピー、証明写真は入国管理局のオフィスでも取得できますが、事前に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。申請場所によってはコピー機や写真撮影の設備が混雑することがあるため、時間を節約するために事前準備を強くおすすめします。

4. 手続きの流れ

1. 書類準備: 必要書類をすべて揃えます。書類が不足していると手続きに時間がかかるため、事前にチェックリストを作成して確認しましょう。
2. 受付: 入国管理局の受付にて書類の確認を受け、順番待ちの番号札を受け取ります。番号札を受け取る際には、受付が混雑していることがあるため、長時間待つことを見越しておきましょう。
3. 申請: 番号が呼ばれたら、カウンターで申請書類を提出し、申請料を支払います。申請時に担当者から追加の質問を受けることがありますので、リラックスして対応しましょう。
4. 延長スタンプ受領: 手続き完了後、パスポートに延長のスタンプが押されます。このスタンプで延長が公式に認められます。スタンプを受け取ったら、その内容を確認し、正確に延長日が記載されているかを確認してください。

5. オンライン申請（e-Extension）

タイ入国管理局は、オンラインでのビザ延長申請サービス「e-Extension」を提供しています。このサービスを利用することで、手続きをさらに簡略化できます。オンライン申請は、手続きにかかる時間を削減し、より効率的に滞在延長を行うことができます。

• 手順:

1. 入国管理局の公式サイトでオンライン申請を行い、必要書類をアップロードします。
2. 審査が完了した後、指定された日時に入国管理局を訪問し、書類を提出します。訪問の際には、事前に予約が必要な場合があるため、注意が必要です。
3. 手数料として1,900バーツに加え、オンライン申請手数料500バーツが必要です。オンライン申請は500バーツの追加費用がかかりますが、時間を節約したい方にとっては大変便利です。

オンライン申請は、時間を節約したい方にとって便利な方法です。特に、入国管理局の混雑を避けたい場合や、自宅から事前に手続きを進めたい場合には、オンライン申請を活用することをおすすめします。

6. 注意点

• 早めの訪問をおすすめ: 延長手続きには時間がかかることがあるため、早めの時間帯に訪問することをおすすめします。特に午前中は混雑が少ないことが多いため、スムーズに手続きを行いやすいです。入国管理局は時折非常に混み合うため、開庁前に到着して待つことも一つの手です。
• 最新情報の確認: タイの入国管理に関する規定は時折変更されることがあるため、手続き前にタイ入国管理局の公式ウェブサイトで最新の情報を確認してください。公式情報を確認することで、不必要なトラブルを避けることができます。
• 服装に注意: 入国管理局では、半袖やショートパンツなどカジュアルすぎる服装は避けることが望ましいです。フォーマルな服装が求められることはありませんが、適切な服装で訪問することが推奨されます。

以上が、タイでの滞在期間延長手続きについての詳細です。

タイでの滞在をより充実させるために、延長手続きをスムーズに行い、心置きなく旅を楽しんでください。特に長期滞在を希望する方にとっては、延長手続きが成功することで、タイでの生活をさらに堪能することができます。
ビザ延長の準備をしっかり行い、タイでの素晴らしい時間を存分にお楽しみください！