タイ人がイベントで使っているカメラを調べてみた

カメラ

先日、東南アジア最大級の日本イベント『Japan Expo Thailand』に足を運びました。会場では、ただのファンではなく、愛する推しを追い求めるタイ人オタクたちが、最新のカメラや高性能機材を手に、熱い撮影バトルを繰り広げていました。
アイドルの華やかなパフォーマンスを背に、彼らが放つ情熱とこだわりに、カメラ好きとしての私にはそちらに興味が行ってしまいました。
今回は、そんなタイ人ファンがどんなカメラで推しを捉え、どんな撮影スタイルを見せたのか、その熱狂的な現場の裏側に迫ります!

Japan Expo Thailand(ジャパンエキスポタイランド)とは

Japan Expo Thailandは、タイの首都バンコクで毎年1月または2月に開催される、日本の魅力を余すところなく伝える大型イベントです。アニメ、漫画、ファッション、伝統文化、グルメ、観光といった多彩な日本の要素を、アジア最大級の規模で紹介しています。

タイでは日本文化が絶大な支持を受けており、特に日本の歌手やアイドルが登場すると、若者を中心とした熱狂的なファンが殺到。会場では、推しの姿を逃さず記録しようと、最新のカメラを駆使する姿が至るところで見受けられます。

今回は、そんな情熱的なタイ人ファンたちがどんなカメラで推しを撮影していたのか、そのリアルな現場を徹底調査しました。

ステージ会場でオタク達が使用していたカメラとレンズ

SONY ZV-E10にSIGMA150-600

こちらはSONY ZV-E10にSIGMA150-600の超望遠を装着しています。マイクを三脚に取り付けているので、動画を撮影しているようです。2,9000+59,900=88,900バーツ。円換算約400,000円。すごい・・・。

Nikon Z6III

2024年7月に発売したばかりのNikon Z6III(76,900バーツ)にゼンハイザーのマイクMKE400(8,800バーツ)とUlanziのクーリングファン(1,450バーツ)が取り付けられています。約392,000円なり。推しを良い音で撮ろういう意識の高さが伺えます。

Canon EOS R6

Canon EOS R6と望遠レンズの組み合わせ。

ZV-E10

ZV-E10です。

α7IVにFE 70-200mm F2.8 GM

α7IV(82,990バーツ)にFE 70-200mm F2.8 GM OSS(90,990バーツ)。合計783,306円。

富士フィルム X-T3にXF70-300mmF4-5.6

富士フィルム X-T3にXF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRというレンズが装着されています。

Canon EOS R6 Mark IIに150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

Canon EOS R6 Mark IIに150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryをマウントアダプター EF-EOS Rを介して装着しています。それにしてもYUNYENGの三脚多いな。

Canon EOS R7とRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM

Canon EOS R7とRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの組み合わせですね。カメラを縦にして撮っている人が多いですね。

Z6IIかZ7IIのボディにSP 150-600mm

Z6IIかZ7IIのボディにSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2をニコンのマウントアダプターFTZを介して装着しています。

SONYα1(199,990バーツ)にFE 70-200mm F2.8 GM

おお!これはSONYα1(199,990バーツ)にFE 70-200mm F2.8 GM OSS(90,990バーツ)の組み合わせ。1,309,268円なり!!

Canon EOS R7とTamron SP 70-200mm

こちらはCanon EOS R7とTamron SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2の組み合わせ。マウントアダプター EF-EOS Rを介しています。カメラボディにケージが装着されていてかっこいいです。

コスプレ会場で見たカメラとレンズ

α7CII+24-50mm F2.8 G

α7CIIにおそらくFE 24-50mm F2.8 Gだと思います。α7CII使いがいて嬉しいです。

富士フィルムGFX100

富士フィルムの中判機GFX100!シグマの単焦点がついています。

Nikon D700

Nikon D700(2008年発売)にAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIという渋い組み合わせ。熟練のカメラマンといった雰囲気が漂っていました。

X-T3+Sirui 40mm T1.8

富士フィルム X-T3にSirui 40mm T1.8 1.33x S35 AF Anamorphic LensをDJIのジンバルRS3 MINIに載せています。とても興味深い組み合わせです。いったいどんな映像が撮れるのでしょうか。

Canon EOS R6 Mark IIにEF50mm F1.8

Canon EOS R6 Mark IIにEF50mm F1.8 STMをマウントアダプターEF-EOS Rを介して使用しています。

気づいたこと

自分はソニー使いなので自然とソニー機に目が行きがちですが、Canon、Nikonもよく使われていました。そしてタイでは富士フィルムも人気があり、実際に使っている人を多く見かけました。

ステージ会場ではYUNTENGの2m以上の高い三脚に150-600といった超望遠レンズを装着したカメラを多く見かけました。またマウントアダプターも多く使われていてレンズ資産を活用しようという意識が感じられました。

コスプレ会場では単焦点、または70-200mmの中望遠レンズがぶら下げられていました。やはり被写体との距離が近くなるポートレート撮影では背景ボケを狙った単焦点か中望遠が最適なんだと改めて認識できました。

高級なカメラやレンズを手にしているファンもおり、推し撮影にかける情熱がひしひしと伝わってきました。タイ人金持ってんな〜。

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