ProGrade Digitalが2026年1月8日から値上げへ|影響が大きいのはSDとmicroSD、今やるべき準備

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最近、メモリーカードやSSDがじわじわ高くなっている感覚があったのですが、いよいよ「価格改定(値上げ)」がはっきり出てきました。

ProGrade Digitalは2026年1月8日から、Amazon.co.jpのProGrade Digitalストアで扱う製品の通常価格を改定します。対象はCFexpress、SD、microSD、カードリーダー、ポータブルSSDなど一通り。特に値上げ幅が大きい製品があるので、買い足し予定がある人は年明け前に一度チェックしておくのが無難です。

  • 価格改定の適用:2026年1月8日から
  • 対象:CFexpressカード、SDXCカード、microSDカード、カードリーダー、ポータブルSSDなど
  • 背景:フラッシュメモリー価格の上昇、為替前提の見直し(記事内の説明)

今回の内容で一番気をつけたいのは、全部が均等に上がるわけではないことです。製品カテゴリによって上げ幅がかなり違います。

結論だけ先に言うと「V60系のSDとmicroSD」が特に値上げ幅が大きいです。買い足し予定がある人はここ優先。

SDXC UHS-II V60 GOLD(要注意)

例として、128GBや256GBがほぼ倍近い改定になっています。撮影でV60をよく使う人は影響が大きいはずです。

  • SDXC UHS-II V60 GOLD 128GB:改定幅が大きい
  • SDXC UHS-II V60 GOLD 256GB:改定幅が大きい
  • 1TBも上げ幅が大きい

microSD UHS-II V60(こちらも要注意)

アクションカム、ドローン、小型機材でmicroSDを多用している人は地味に痛いところです。予備を複数持つ運用だと、合計金額が跳ねやすいです。

  • microSD UHS-II V60 128GB:改定幅が大きい
  • microSD UHS-II V60 256GB:改定幅が大きい

CFexpress Type A / Type B(容量が大きいほど痛い)

CFexpressは上げ幅が「倍」みたいなものは少ない一方、単価が高いので実際の負担は大きくなりがちです。特に大容量を狙っている人は早めに確保したほうが安心です。

・Type Aの大容量モデル:上げ幅が目立つ
・Type Bの2TB:上げ幅が大きい

カードリーダーは比較的軽傷なものもある

カード本体ほどのインパクトはない製品もあります。ただし、転送が遅い環境で編集している人は、カードより先に「読込側」を更新したほうが体感が大きいこともあります。

ここからは、値上げニュースに振り回されないための選び方です。必要以上に買い込むより、「必要なところだけ抑える」がいちばん失敗しません。

ソニーの対応機でCFexpress Type Aを使う人

こういう人は、カードがボトルネックになりやすいです。

  1. 4Kの高ビットレートをよく回す
  2. 連写やバッファ回復を重視している
  3. 撮影を止めたくない(旅行、案件、イベントなど)

おすすめの買い方

・まずは160〜240GBを1枚(運用を固める)
・次に480〜960GBを追加(撮影が途切れない安心を買う)

CFexpress Type Bを使う人(重い撮影をする人)

Type Bは、撮影が重いほど効果が出やすいです。

  1. 8K、RAW、ALL-Iなど負荷が高い設定を使う
  2. 長回しが多い
  3. バックアップ込みで運用を固めたい

おすすめの買い方

・512GB〜1TBを主力にして、予備をもう1枚
・2TB狙いなら改定前に検討(後回しにすると痛い)

SDカード中心の人(今回いちばん影響が出やすい)

V60を普段使いしている人は、今回の価格改定の影響をもっとも受けやすい層です。
ただし現状、ProGrade DigitalのSD UHS-II V60(128GB / 256GB)は公式ショップで売り切れが続いており、今すぐ確保するのが難しい状況です。

そのため、同じUHS-II V60規格で実績のある他ブランドを代替案として検討するのが現実的な選択になります。

尚、ProGradeの公式ショップにこだわらなければ、まだ在庫はあるようです。

※購入時は「UHS-II」「V60」「販売元(国内正規品)」の表記を必ず確認してください。

代替案として検討しやすいカード

ProGradeに強いこだわりがなければ、規格を揃えることを最優先に考えるのが安全です。
例えば、Lexarは、長年プロ向けメモリーカードを展開しているメーカーで、UHS-II V60対応のSDカードも流通しています。

性能面ではProGradeと完全に同一ではありませんが、
・UHS-II対応
・V60対応
・動画撮影向けとして十分な実績
という点では、用途として大きく外れることはありません。

おすすめの買い方
  • ProGrade V60が入手できない場合は、Lexarなど同規格(UHS-II / V60)のSDカードを検討
  • 容量は128GBまたは256GBを、普段の撮影量に合わせて必要枚数だけ
  • V90が必要な撮影設定(高ビットレート・長回しなど)を使う場合のみ、V90を選択

※購入時は「UHS-II」「V60」「販売元(国内正規品)」の表記を必ず確認してください。

microSD中心の人(アクションカム、ドローン、小型機)

microSDは「予備を複数枚」が基本になりがちなので、値上げ前に揃えるメリットが出やすいです。

おすすめの買い方

・128GBを複数枚にするか、256GBで枚数を減らす
・使う機材がUHS-IIに対応しているかは一応確認(対応していないと速度の恩恵が出にくい)

撮影後の作業が詰まっている人は、カードの買い足しより「読込」と「保存」の改善が効きます。

  1. カードリーダー
    USB4対応など、転送が速いものにすると取り込みが体感で変わります
  2. 外付けSSD
    素材を逃がす場所があると、カードの回しがラクになります
    編集用と保管用を分けるとさらに安定します
  • 自分の機材が必要な規格(Type A/B、SD、microSD)を確認
  • 普段の撮影で「1回に何GB使うか」をざっくり把握
  • 足りない容量だけ先に買う(買い込みすぎない)
  • カードリーダーとSSDも同時に見直す
  • 2026年1月8日より前に在庫と価格を一度確認する

Q:とりあえず買っておいたほうがいい?

A:必要枚数が決まっているなら、改定前に揃えるのは合理的です。逆に、規格や容量がまだ曖昧なら、まず運用を決めたほうが失敗しません。

Q:ProGrade以外なら回避できる?

A:今回の発表はProGradeの話ですが、メモリー価格の上昇は全体的な流れです。メーカーを変えても、長期的には似た方向になる可能性があります。まずは「今必要な分」を固めるのが現実的です。

ProGrade Digitalの価格改定は2026年1月8日から。特にSDのV60 GOLDとmicroSDのV60は影響が大きいので、買い足し予定がある人は年明け前に一度チェックしておくのがおすすめです。

最後に、個人的にいちばん効くのは「カードを増やす」より「カードリーダーとSSDで作業を詰まらせない」こと。取り込みが速くなるだけで、編集のテンポが変わります。

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