SONY FX3 IIはいつ出る?発売時期・価格・予想スペックを徹底予想【2026年最新噂まとめ】

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SONYのコンパクトシネマカメラ「FX3」が発売されてから、気づけば5年が経とうとしている。後継機「FX3 II」の話題は2024年頃から繰り返し持ち上がってきたが、2026年2月現在も正式な発表はない。一時は「もうすぐ登場する」という噂が流れ、それが外れるという展開を何度か繰り返してきた。

そんな状況だからこそ、「信頼できる情報がどれなのか」「何を根拠に待つべきか」が分かりにくくなっている。本記事では、噂・リーク・筆者の考察を丁寧に分けながら、2026年2月時点で整理できる情報をまとめた。FX3を検討中の人、後継機を待つべきか迷っている人の判断材料として活用してほしい。

2026年2月時点での整理はこうなる。

FX3 IIについては、信頼性の高い噂サイト「SonyAlphaRumors」が「2026年中の登場確率を90%」と見ており、2026年4月のNABショー前後が最有力の発表タイミングとして注目されている。ただし「2025年中に出る」という過去の噂が何度も外れてきた経緯があり、あくまで「今度こそ有力」という状況だ。

センサーについては、一時期流れた「約3,300万画素」説は信頼性の低い情報だと判断されており、直近の有力な噂は「約1,600万画素の部分積層型センサー」に集まりつつある。これは動画画質と読み出し速度の両立を重視した選択として、業界目線でも理にかなっている。

FX3 IIを待つか今のFX3を買うかについては、この記事の後半で整理しているので参照してほしい。

結論から言えば、正式発表はされていない

SONYはFX3 IIについて一切の公式コメントを出しておらず、存在を示唆する公式情報もない。現在出回っているのはすべて噂・リーク・推測の類であり、その信頼性もまちまちだ。

なお、2025年5月にFX3のマイナーチェンジモデル「FX3a」が発表された。背面モニターの仕様変更が主な変更点で、センサーや動画性能に変更はない。いわゆる「つなぎモデル」の位置づけで、FX3 IIとは別の製品だ。このFX3aの存在がFX3 IIの登場時期を多少先延ばしにする可能性も指摘されているが、一般的にマイナーチェンジから1年以内にフルモデルチェンジが来ることはまれなため、2026年の発表は2026年後半になる可能性が高まったとも見られている。

現時点の情報から、発表タイミングの現実的なシナリオを3つに整理する。

本命|2026年4月 NABショー前後 映像制作業界の最大規模のイベント「NAB Show 2026」(4月、米ラスベガス)は、FX3 IIの発表に格好の場だ。SONYがプロ向けシネマ機器を発表する場としてNABを活用してきた実績もある。2026年3〜4月にオンラインまたはNAB会期中に発表し、夏前後に出荷開始というパターンが最も現実的と見る。

対抗|2026年秋(9〜10月頃) NABに間に合わなかった場合、映像業界の秋需要(カタログ撮影・年末プロジェクト)に合わせた秋発表というシナリオが続く。認証機関「WW697160」コードの登録から逆算すると、2026年夏〜秋の発表も十分ありえるという見方もある。

ずれ込み|2027年以降 FX6 IIとの同時または前後での発売が必要という見方(プロ現場では両機を同時運用するため、センサーや映像の質感が異なると現場が混乱する)を考慮すると、FX6 IIの準備が整うまでFX3 IIの発売が見送られるシナリオもゼロではない。2026年2月に予定されていたFX6のファームウェアアップデートの後、FX6 IIが先行するという見方もあり、その場合FX3 IIは2027年以降にずれ込む可能性がある。

明確に断言はできないが、参考データとして整理する。

FX3(現行)の発売時価格は日本市場で税込約49〜50万円前後だった。FX3 IIは新型センサーや改良された冷却システムなどのコストが加わると予想されるため、価格は上昇する可能性が高い。円安の影響や部材コストの上昇を考慮すると、税込55万円〜65万円前後のレンジが現実的な見通しではないかと筆者は見ている。

一部の海外サイトでは約5,000ドル前後(日本円換算で75万円超)という予測も出ているが、これは強気の見方であり、現在の市場感覚からはやや上振れと感じる。

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FX3 IIのセンサー画素数については、複数の異なる噂が存在しており、現時点でも決着がついていない。それぞれの主な情報源と根拠を整理する。

「約3,300万画素・部分積層型」説 2026年2月頃にPhotoRumorsなど複数のサイトで報じられたリーク情報で、数値としては目立つため拡散した。しかし、SonyAlphaRumorsはこれを「信頼性の低い情報」として明確に否定しており、現状ではこの説の信頼性は低いと判断するのが妥当だ。

「約1,600万画素・部分積層型」説 SonyAlphaRumorsやDigital Camera Worldなど、信頼性の高い媒体が最近伝えているのがこちらの説だ。新開発の約1,600万画素部分積層型センサーをFX3 IIとα7S IVで共有する可能性があるという内容で、プロトタイプが実地テスト中という情報もある。

「約2,400万画素」説 Sony A7 Vと同センサーを流用するという線で約2,400万画素(A7 Vは約3,300万画素なので少々ズレがあるが)という予測を立てるサイトもあり、価格面でのコスト最適化を根拠にした見方だ。

筆者としては、FX3のシリーズ特性(超高感度・低ノイズ・動画特化)を踏まえると、約1,600万画素の部分積層型センサーという方向性が最も理にかなっていると見ている。次の章でその理由も合わせて解説する。

FX3シリーズは、スチル機能をある程度割り切ってでも「動画のための専用機」として設計されてきた。この点はFX3 IIでも継続されると見るのが自然だ。

約1,600万画素(16MP相当)の部分積層型センサーが動画特化機に向いている理由は、大きく3つある。センサーのピクセルピッチが大きくなることで1画素あたりに取り込める光の量が増え、暗所でのノイズが減少する。また、画素数が少ない分だけセンサーからの読み出しが速くなり、ローリングシャッター歪みを抑えやすくなる。さらに、4K〜5K相当のオーバーサンプリングで高品質な4K映像を生成するには、センサー上の1,600万画素は過不足のないサイズだ。

逆に、スチルメインで使いたいユーザーにとっては、約1,600万画素は物足りなく感じる場面もある。A4印刷程度であれば問題ないが、大判プリントや大幅なトリミングを前提にしているならα7R系や高画素機のほうが適している。FX3 IIは「動画が主、スチルが従」という使い方を想定したカメラとして評価すべきだろう。

FX3 II 予想スペック一覧

項目予想内容根拠確度
センサー画素数約1,600万画素(部分積層型)または約2,400万画素信頼性の高いリーク情報・動画特化機の設計方針
読み出し速度 / ローリングシャッター大幅改善(積層センサー採用による高速読み出し)部分積層センサーの特性・α9 IIIのグローバルシャッター実績中〜高
4K高フレームレート4K/120p(フルフレーム全域読み出しの可能性)競合機(Canon R5 II等)との差別化、信頼性の高い噂情報中〜高
6K対応6K 60p(Super35モードまたはオープンゲート)の可能性センサーサイズと読み出し速度の向上幅から推測低〜中
AF性能AIリアルタイム被写体認識(α7 V世代と同等以上)SONYの最新AIフォーカスはCinema Lineにも順次展開中
手ブレ補正8.5段相当(アナモルフィックレンズ対応含む)信頼性の低い噂にも共通して登場する数値 / FX2からの進化
放熱 / 連続録画改良ヒートシンク構造(ファン内蔵も議論あり)α7S IIIとFX3の放熱限界が長年指摘されてきた点
モニター / 操作性可動式EVF(FX2のチルト式EVF継承の可能性)+高精細モニターFX2でEVF搭載が実現・Cinema Lineの操作体系の統一
音声機能32bit フロートオーディオ対応(XLRアダプタ経由)FX6系との整合性・プロ現場のニーズ
メディアスロットCFexpress Type A × 2(またはSDカードとの複合)α7系・FX系の現行ラインとの整合性中〜高
ボディ / 端子FX2よりやや厚め・ファン搭載の可能性に応じてボディ変化放熱強化のためのサイズ変更は必然
価格帯(予想)税込55万円〜65万円前後FX3発売価格+センサーコスト・円安・部材費を加味

FX3(現行)vs FX3 II(予想)比較ポイント

項目FX3(現行)FX3 II(予想)変化のポイント
センサー約1,200万画素(BSI)約1,600万画素(部分積層型)読み出し速度・低ノイズ性能の向上
4K高フレームレート4K/120p(Super35クロップ)4K/120p(フルフレーム全域の可能性)クロップなし・広角レンズの恩恵
6K対応非対応6K 60p(検討段階の噂)解像度の選択肢が増える
グローバルシャッター非対応対応の可能性(未確認)ローリングシャッター問題の解消
EVFなしチルト式EVF搭載の可能性アウトドア・一人撮影での使い勝手向上
AFAIリアルタイムトラッキング(旧世代)最新世代AI被写体認識人物・動物認識の精度向上
手ブレ補正5.5段相当(Active時)8.5段相当(アナモルフィック対応含む)手持ち撮影・ジンバルなし運用の余地拡大
放熱限定的(外部冷却推奨)ヒートシンク改良(ファン内蔵も検討)長時間・4K120p連続録画の安定性
音声最大4ch(XLRアダプタ)32bit フロートオーディオの可能性現場での音声収録クオリティ向上
価格(参考)発売時約49〜50万円約55万円〜65万円(予想)センサー・機能向上に伴うコスト増

FX3 IIを検討するうえで、近しいポジションの機種と比較しておく。

α7S III との違い
α7S IIIは2020年発売のフルサイズハイブリッド機で、EVF内蔵・スチル性能もしっかり持つ。今でも現場で通じる動画性能を持つが、FX3 IIが出た場合はセンサー世代・読み出し速度・AF性能で一段上のスペックになることがほぼ確実だ。「動画特化で、スチルも最低限こなせる」という需要にはFX3 IIのほうが適している。

FX3(現行)との比較
FX3は2021年発売で、今も動画カメラとして現役だ。4K/120p対応・S-Log3・高感度などは依然として実用レベルにある。「今すぐ撮影が必要で、あと3〜5年は使う」という場面では現行FX3のコストパフォーマンスは高い。FX3 IIが出た後は中古価格の下落も予想されるため、予算優先ならFX3 IIの発表後に現行機を狙うというのも合理的な戦略だ。

他社との比較(簡潔に)
競合ではキヤノン「EOS R5 II」(約3,300万画素・8K対応)やBlackmagic Design「PYXIS 6K」などが動画用途で存在感を持っている。FX3 IIが約1,600万画素路線を採るなら、高解像度の面では劣る反面、暗所性能・小型軽量・SONYのEマウントエコシステムを活かした運用のしやすさでポジションを維持するという方向性になるだろう。

FX3 IIを待ってもいい人

  • 今すぐカメラが必要ではなく、2026年夏以降まで待てる余裕がある人
  • 4K/120pをフルフレームで撮りたい、またはグローバルシャッターに強い関心がある人
  • SONYのCinema Lineに投資する意思があり、長期的な機材更新を計画している人
  • FX3の放熱や連続録画時間に不満を感じており、改善を期待している人

今FX3や他機種を買った方がいい人

  • 今年中に本番の映像案件・撮影プロジェクトが動いている人(現行FX3でも十分対応できる)
  • FX3 IIが発表されても価格が予算を大幅に超えそうな人(現行FX3は値下がり傾向)
  • すでにFX3を持っていて、現時点で特段の不満がない人(買い替えの必然性が薄い)
  • Blackmagic・Canon系のエコシステムにすでに投資しており、SONYへの移行コストが高い人

2026年2月時点での状況を一言でまとめるなら、「FX3 IIは2026年中に発表される可能性が高く、その準備が整いつつある段階」だ。ただし、過去に何度も「もうすぐ発表」という噂が外れてきた実績があることも忘れてはならない。

センサーについては約1,600万画素の部分積層型という方向性が現時点の最有力で、動画特化機としての路線はFX3から継承される見込みだ。高画素(約3,300万画素)説はいったん信頼性が低いと判断してよいが、最終発表まで確定はしない。

発売時期は2026年4月のNABショー前後が本命、秋が対抗、2027年以降がずれ込みシナリオとして想定しておくと現実的だ。価格は税込55万円〜65万円前後のレンジを目安にしておきたい。

「今すぐ必要なら現行FX3を買い、余裕があるなら2026年春の動向を確認してから判断する」というのが、現時点での落としどころだろう。

現時点では公式発表がないため、最終判断は最新の公式情報を確認して行ってください。

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