Lightroom写真編集のよくある5つのミスとその解決方法

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Adobe Lightroomでの写真編集でよくあるミスとその解決方法を紹介します。長年の経験から、編集工程を効率的かつ意図的に進める方法を学びましたが、初心者から中級者までが陥りがちなミスも多く見てきました。
この記事では、5つのよくあるミスと、それを避けるための具体的な方法を解説します。初心者の方も、すでにLightroomを使っている方も、ぜひ参考にしてください!

ミス1:編集の意図が不明確

写真編集において最も重要なのは、「何を達成したいか」を明確にすること。意図が不明確だと、スライダーを適当に動かして「なんとなく良さそう」な結果に落ち着いてしまい、写真に深みや魅力が出てきません。

考え方
  • この写真をどう改善したい?
  • 見る人の視線をどこに引きつけたい?
  • どんな雰囲気や焦点を表現したい?

以下の写真では自然なビネット効果を加えて中央の被写体(お坊さん)に視線を誘導し、緑をより深みのある色合いに調整しました。明確な意図を持つことで編集に一貫性が生まれます。

ミス2:シャドウを過剰に持ち上げすぎる

初心者の頃、僕もやってしまっていたのが、写真全体を「見えるように」しようと、シャドウを過剰に持ち上げたり、ハイライトを下げすぎていたこと。結果、写真は中間調ばかりになり、メリハリがなく、つまらない印象になってしまいます。

考え方
  • シャドウとハイライトのバランスを見ます。暗い部分は、明るい部分と同じくらい重要で、シャドウを持ち上げすぎると、視線を誘導するポイントが失われます。
  • Lightroomの「自動」は便利だけど、中間調が強すぎる結果になるので、調整後は要確認。

例:暗い被写体をそのまま残しつつ、全体の明るさを調整することで、コントラストを維持し、視線を中央の明るいエリアに誘導しました。

ミス3:明瞭度の過剰な調整

明瞭度(Clarity)は中間調のコントラストを調整する強力なツールですが、使いすぎると不自然な結果になります。特に、明瞭度を極端にプラスまたはマイナスにすると、輝度や彩度にも影響し、写真全体が破綻してしまうことがあります。

考え方
  • 柔らかく夢のような雰囲気を目指す場合、私は明瞭度を-30程度に設定します。これで全体がソフトになりますが、被写体にはマスクを使って少し明瞭度を戻します。
  • 例:明瞭度を-40以上にすると不自然になるので、-30前後で調整し、必要に応じてかすみの除去を+10程度で微調整します。
  • 過剰な明瞭度調整は避け、テクスチャやかすみの除去を組み合わせてバランスを取りましょう。

明瞭度を-30程度が最も自然でふんわりとした雰囲気になった。

ミス4:彩度の過剰な使用と色の方向性の欠如

色編集は、写真の印象を大きく左右します。しかし、彩度(Saturation)を過剰に上げたり、どの色を強調するかの方向性がないと、写真がごちゃごちゃした印象になります。

考え方
  • は控えめな色を強調し、彩度は全体を強く押し出すため、数値の上げ過ぎに注意。
  • 特定の色(例:オレンジやグリーン)の輝度(Luminance)を調整して、視線を誘導したい部分を強調します。例:電車を目立たせるためにオレンジの輝度を上げました。
  • 個々の色の彩度を下げて、選択的に強調する色を選ぶことで、バランスの取れたカラー編集が可能です。

ミス5:マスクの過剰使用

マスクは、特定のエリアを強調する強力なツールですが、過剰に使うと不自然なライティングに見えてしまいます。光の方向を無視したマスクの適用は、リアリティを損ないます。

考え方
  • 光の方向を確認し、シャドウの向きをチェックして自然なライティングを再現しましょう。放射状グラデーションを使って、光を柔らかく強調します(露出を上げ、明瞭度を下げ、必要なら色温度を暖かく)。
  • 例:被写体が光源を遮る場合、マスクから被写体を除外して自然な光の流れを保ちます。
  • 適用後は「量(Amount)」スライダーを少し下げて、効果を控えめにすることで自然な仕上がりに。

構図の重要性

編集で写真を改善できますが、撮影時の構図が悪い写真を完全に救うことはできません。編集に時間をかける前に、構図のスキルを磨くことが重要です。僕も最初は編集に夢中でしたが、構図を学ぶことで写真のクオリティが大きく向上しました。

まとめ

Lightroomでの写真編集は、明確な意図とバランスが鍵です。以下のポイントを心がけましょう:

  1. 編集の目的を明確にする。
  2. シャドウとハイライトのバランスを保つ。
  3. 明瞭度は控えめに、バランスよく使う。
  4. ビブランスと輝度を活用して色を自然に強調。
  5. マスクで自然な光を再現し、過剰適用を避ける。

これらのミスを避けることで、あなたの写真編集はより魅力的で一貫性のあるものになります。Lightroomを使いこなして、素晴らしい写真を作り続けましょう!

ヒント:僕のプリセットを使えば、編集のスタートポイントとして時間を節約し、一貫性を保てます。プリセットはあくまで出発点なので、写真ごとに調整を加えて自分らしさを加えてください。リンクは以下で確認できます!

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