Canon IXY 650 m|microSD対応で復活!価格・性能・旧モデルとの違いを徹底解説

カメラ

2025年9月10日、キヤノンはコンパクトデジタルカメラの新製品として「IXY 650 m」を発表しました。このモデルは、2016年に発売された人気機種「IXY 650」のマイナーチェンジ版で、主な変更点は記録媒体を従来のSDカードからmicroSDカードに切り替えた点です。

主な仕様

IXY 650 mは、IXY 650の基本スペックをほぼ継承しつつ、microSD対応による利便性を向上。コンパクトながら高倍率ズームとWi-Fi機能を備え、日常使いにぴったりです。以下に主な仕様をまとめます。

項目詳細
センサー約2020万画素 1/2.3型 高感度CMOSセンサー(裏面照射型)
プロセッサDIGIC 4+ 画像処理エンジン
レンズ光学12倍ズーム(35mm換算:25-300mm)、プログレッシブ・ファインズームで最大24倍
ISO感度ISO 80-3200(拡張可能)
ディスプレイ 3.0型 TFT液晶(約46.1万ドット)
動画機能Full HD(1080p/30fps)動画撮影
記録媒体microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード(※新仕様)
接続機能Wi-Fi / NFC(スマホアプリ「Camera Connect」連携対応)、ただしPCワイヤレス転送/PictBridge非対応
サイズ・重量 約99.6mm(幅)×58.0mm(高さ)×22.8mm(奥行)、約146g(バッテリー・カード含む)
その他ハイブリッドオート、クリエイティブショットモード、ストーリーハイライト機能、NB-11LHバッテリー(CIPA基準約180枚)
カラーブラック / シルバー
価格55,000円(税込)

発売日とIXY 650との主な変更点

2016年発売モデルをベースにした「m」モデル

IXY 650 mは、2016年5月に発売されたロングセラーモデル「IXY 650」をベースにしており、基本機能についてはIXY 650から大きく変更されていないとされています。

IXY 650 mは2025年10月23日に発売予定です。

最大の変更点は記録媒体のmicroSD化

IXY 650 mの主な変更点は、記録媒体がSDメモリーカードからmicroSDメモリーカードに変更されたことです。

このモデルチェンジの背景として、スマートフォンの普及に伴いコンパクトデジタルカメラの市場は変化していますが、近年、スマートフォンとは異なる画作りや「カメラで写真を撮る」という体験が再評価され、コンパクトデジタルカメラの需要が拡大していることがあります。IXY 650は、発売から9年が経過した現在も、エントリーユーザーや携帯性を重視するユーザーに好評を得ていました。

IXY 650 mの主要スペックと特徴

薄型軽量ボディと光学12倍ズーム

IXY 650 m(IXY 650と同様)は、薄型軽量なボディが特徴です。

  • 質量は、バッテリーとメモリーカードを含めて約146gです。本体のみでは約130gの軽量ボディです。
  • 奥行きは約22.8mmの薄型ボディで、ポケットや鞄に入れても邪魔にならず、気軽に持ち運びが可能です。
  • 光学12倍ズームレンズを搭載しており、35mm判換算で広角25mmから望遠300mm相当までの幅広い撮影領域をカバーします。
  • さらに、プログレッシブファインズームを使用すれば、高画質のまま24倍(600mm相当)までデジタルズームが可能で、画質は悪くなりますが最大48倍までズームできます。
  • 有効画素数は約2,020万画素です。

IXY 650は、画像処理によって自動的に最適な設定を行う「こだわりオート」機能を備えています。手ブレ補正機能として、撮るシーンを判別して手ブレを補正する「マルチシーンIS」機能も搭載されています。

Wi-Fi機能とスマートフォン連携

IXY 650 m(IXY 650と同様)はWi-Fi機能に対応しており、スマートフォンとの連携が容易です。

  • キヤノン専用のスマートフォンアプリ「Camera Connect」を使用することで、撮影した写真をスマートフォンに転送し、SNSへの投稿をスムーズに行えます。
  • また、NFC機能も搭載されており、対応するスマートフォンであればカメラにタッチするだけで接続できます。
  • スマートフォンからカメラを遠隔操作してリモート撮影を行ったり、カメラで撮影した画像にスマートフォンのGPS情報を記録したりすることも可能です。
端子が時代遅れなMicro-USB(Mini B)な件について

Canon IXY 650 mのMicro-USB(Mini B)端子は、あえてアップデートしないことでコストを抑えたのだと考えられます。
しかしUSB-C主流の2025年では流石に時代遅れすぎるとの声も。SNS等でも「USB-Cなら最高だった」と評する投稿もあります。購入を検討している人は要チェック。

多彩な撮影モードと特殊効果

IXY 650 mは、多彩な写真表現を可能にする多くの撮影モードを搭載しています。

  • 撮影モードは、ボディ上部のモードスイッチを [カメラアイコン] に設定し、「FUNC.」から「AUTO」を選んだ後、任意のアイコンを選択することで設定できます。
  • モードスイッチからは、特別な効果が楽しめる「クリエイティブショット」や、動画を自動作成する「プラスムービーオート」へもスムーズに切り替えが可能です。

クリエイティブショット

クリエイティブショットモードでは、1回の撮影で「構図」「色、光」をカメラが自動で変え、オリジナル画像を含む6種類の写真を一度に記録します。

  • 自動的に構図や画像サイズを調整したり、色、露出、カラーフィルターなどを組み合わせて印象的な写真に仕上げるなど、全46種類もの多彩なフィルターを駆使します。
  • 背景ぼかし処理やジオラマ処理といったボケ味を活かした表現も可能です。
  • 仕上がりのイメージとして、「レトロ」「モノクローム」「スペシャル」「ナチュラル」の4つのカテゴリーや、限定しない「オート」から選択できます。

その他の撮影モード(一例)

撮影シーンに合わせて最適な設定で撮影できるモードや、特殊なフィルター効果もあります。

  • ポートレート:背景をボケ気味にして人物撮影に適しています。
  • 手持ち夜景:手持ちで複数枚の画像を合成し、手ブレやノイズを抑えます。
  • ローライト:暗い場所でもブレを抑えて撮影できますが、記録画素数は2592×1944画素に固定されます。
  • 魚眼風:魚眼レンズで撮ったようなデフォルメ効果をつけられます。
  • ジオラマ風:ミニチュア模型のように撮影できる効果です。
  • モノクロ(セピア):白黒、セピア、青の3種類からモノクローム画像が撮影可能です。
  • 極彩色:色の彩度を強調し、鮮やかな印象の写真が撮影できます。

Pモードと応用機能

「Pモード」(プログラムAE)では、露出補正、ISO感度、ホワイトバランス、連続撮影、測光方式などを自分好みに設定して撮影できます。ただし、マニュアル(Av、Tv)での撮影はできません。

また、シャッターボタンを全押ししている間、最高約7.2枚/秒の高速連写が可能な「ハイスピード連写」モードも搭載されています。Pモードの連続撮影設定時でも最高約2.5枚/秒の撮影が可能です。

価格とサポート体制

IXY 650 mの販売価格と前モデルの相場

IXY 650 mはオープン価格での発売が予定されています。

ベースとなったIXY 650の最安価格は、発売から時間が経過し、情報が取得された時点で45,180円から確認されています。カラーバリエーションは、IXY 650 mと同様にシルバーとブラックがあります。IXY 650(シルバー)の最安価格が45,180円であるのに対し、IXY 650(ブラック)は45,480円から確認できます。

バッテリーと互換性

IXY 650 m(IXY 650と同様)には、バッテリーパックNB-11LHとバッテリーチャージャーCB-2LFが付属します。また、NB-11Lバッテリーパックも使用可能です。

性能は2016年モデルをベースに据え置きですが、起動の速さや連写性能も日常使いに十分で、コンデジ市場の出荷台数が7年ぶりに増加した背景を反映した製品と言えます。

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