DJI、9月15日に初のフルサイズミラーレスカメラを発表か? Lマウント採用の噂が業界を揺るがす

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ドローン市場で圧倒的な存在感を放つDJIが、ついにフルサイズミラーレスカメラ市場に参入するという噂が、複数の情報源から報じられています。発表日として具体的に9月15日という日付が挙げられており、カメラ業界に新たな競争が生まれる可能性に注目が集まっています。

噂されているカメラの具体的なスペック

様々なオンラインソースや専門サイトが報じるところによると、DJIが発表するとされるカメラは以下の特徴を持つとされています。

  • フルサイズセンサーとLマウント採用: カメラはフルサイズセンサーを搭載し、ライカ、パナソニック、シグマが参加するLマウントアライアンスに対応すると見られています。これにより、既存の豊富なレンズ群が利用可能になります。DJIがLマウントに加われば、パナソニック、シグマ、ライカといった既存メーカーに加え、システム全体の魅力が大きく向上するとの見方もあります。
  • デザインと操作性: ボディはソニーのFX3に似た箱型のデザインで、電子ビューファインダー(EVF)が本体の角に搭載されると噂されています。また、DJIが所有するハッセルブラッドのカラーサイエンスや、X2Dシリーズで評価の高いアイコンベースのシンプルなメニュー構成が取り入れられる可能性も指摘されています。
  • シネマカメラとしての性質: このカメラは写真撮影よりも映像制作を主眼に置いたシネマカメラになる可能性が高いと見られています。センサーについては、DJI Ronin 4Dと同じ44MPセンサーか、あるいはLUMIX S1に搭載されている24MPの積層型センサーが採用されるのではないかという憶測があります。

噂の信憑性と根拠

今回の噂は、過去に何度も浮上しては消えていったDJIのミラーレスカメラ参入の噂とは異なり、いくつかの具体的な「証拠」とされるものが提示されています。

  1. ティーザー動画のリーク: ある著名なDJIインフルエンサーが、発表を予告する低解像度のティーザー動画を短時間公開したとされています。この動画にはレンズやカメラの一部が映っており、ドローンではなくシステムカメラの発表を示唆する内容だったと報告されています。
  2. ドイツ人YouTuberによるテスト映像: シネマ機材の先行レビューで知られるドイツのYouTuberが、未発表の薄型シネマカメラをテストしている動画を公開しました。動画内でカメラ本体はぼかされていましたが、PLマウントレンズをLマウントに変換する「PL2L」と記されたアダプターを使用している場面が確認されており、これが未発表のLマウントシネマカメラ(DJI製である可能性が高い)ではないかと推測されています。
  3. 目撃情報: ある情報提供者は、広告撮影の現場でDJI製のLマウント・フルサイズカメラを間近で目撃したと主張しています。

ただし、これらの噂を発信しているYouTubeチャンネル「Andrea Pizzini」の運営者は、長年の信頼できる情報源からのものではないため「間違いの余地が大きい」と慎重な姿勢を示しており、噂の確信度を当初の5%から50%に引き上げたものの、まだ不確定要素が多いと述べています。

市場への影響

フルサイズミラーレス市場は、ソニー、キヤノン、ニコン、パナソニック、シグマ、ライカといったメーカーがひしめく「非常に混雑した市場」です。ここにDJIという強力な新規参入者が加わることで、既存のフルサイズカメラメーカーは大きな影響を受けると予想されます。

一方で、この動きを冷静に受け止めているのが富士フイルムです。同社は2018年に「フルサイズ市場には決して参入しない」と明言しており、現在もAPS-C中判フォーマットという2つのセンサーサイズに特化した戦略をとっています。そのため、DJIのフルサイズカメラは直接の競合とはならず、他社ほどの懸念はないと見られています。

DJIは革新的な技術やソフトウェアの操作性、接続性に定評があり、もしカメラ市場に本格参入すれば、業界全体のレベルを引き上げる起爆剤になる可能性があります。これが単なる噂で終わるのか、それともカメラ業界の新たな一ページの始まりとなるのか、9月15日の動向が注目されます。

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