SONYショットガンマイク徹底比較:ECM-B10, G1, GZ1M, B1M, M1の特徴と選び方

カメラ

SONYは、多様な用途に対応するショットガンマイクを展開しており、特に映像クリエイターやVlog、プロの映像制作者に向けたモデルが豊富です。
ここでは、ECM-B10, ECM-G1, ECM-GZ1M, ECM-B1M, ECM-M1 の5モデルを比較し、それぞれの特徴や適した使用シーンを解説します。

SONYショットガンマイク比較表

モデルECM-B10ECM-G1ECM-GZ1MECM-B1MECM-M1
指向性スーパー、ユニ、オムニ(3種切替)スーパーカーディオイドスーパーカーディオイドスーパー、カーディオイド、オムニ(3種切替)8モード(スーパー、ユニ、オムニ、ステレオなど)
マイクカプセル数4個1個1個8個8個
長さ約79.3mm約48.5mm約48.5mm約99.3mm約64.4mm
重量約72g約34g約34g約77g約65g
接続方式MIシュー(デジタル/アナログ切替)MIシュー+3.5mmジャックMIシュー+ズームレンズ対応MIシュー(デジタル/アナログ切替)MIシュー(デジタル対応)
デジタルオーディオ対応対応(MIシュー経由)非対応非対応対応(MIシュー経由)対応(MIシュー経由)
主な用途Vlog、インタビュー、汎用撮影Vlog、軽量撮影Vlog、ズーム撮影プロ撮影、インタビュー多用途、ステレオ収録
特徴コンパクト、指向性切替可能超軽量、シンプル操作G1+ズームレンズ連携高性能、高指向性多モード、ステレオ対応
発売年2022年2022年2022年2019年2023年

ECM-B10:コンパクトで多機能なオールラウンダー

ECM-B10は、コンパクトなデザイン(79.3mm、72g)でありながら、スーパーカーディオイド、ユニカーディオイド、オムニディレクショナルの3つの指向性を切り替え可能なモデルです。4つのマイクカプセルとデジタル信号処理により、クリアな音質と柔軟性を提供します。
SONYのマルチインターフェースシュー(MIシュー)を介したデジタル接続に対応し、ノイズの少ない高音質収録が可能です。Vlogやインタビュー、幅広い撮影シーンで活躍するバランスの取れた選択肢です。

ECM-G1:軽量Vlog向けのシンプル設計

ECM-G1は、重量わずか34g、長さ48.5mmと非常に軽量コンパクトで、Vloggerやモバイルクリエイターに最適です。スーパーカーディオイドの単一指向性を持ち、被写体の声を強調しつつ周囲ノイズを抑制します。
MIシューでのケーブルレス接続に加え、3.5mmジャックも備えており、SONY以外のカメラでも使用可能。シンプルで手軽さを求めるユーザーにぴったりです。

ECM-GZ1M:ズームレンズとの連携に特化

ECM-GZ1Mは、ECM-G1をベースにズームレンズとの連携機能を追加したモデルです。基本仕様はG1と同じ(34g、48.5mm、スーパーカーディオイド)ですが、ズーム撮影時に焦点距離に応じて指向性を最適化する機能が特徴。
ズームレンズを多用するSONYカメラユーザー向けに設計されており、ダイナミックな撮影に対応します。

ECM-B1M:プロフェッショナル向けの高性能マイク

ECM-B1Mは、8つのマイクカプセルを搭載し、スーパーカーディオイド、カーディオイド、オムニディレクショナルの3つの指向性を切り替え可能な高性能モデルです。長さ99.3mm、重量77gとやや大きめですが、優れた指向性とノイズキャンセリング性能で、プロの映像制作やインタビューに適しています。MIシュー経由のデジタルオーディオ対応で、SONYのαシリーズカメラとの相性が抜群です。

ECM-M1:多モードとステレオ収録の新星

2023年発売のECM-M1は、8つのマイクカプセルを活用し、8つの指向性モード(スーパー、ユニ、オムニ、ステレオなど)を備えた最新モデルです。長さ64.4mm、重量65gとコンパクトながら、多様な収録ニーズに対応。特に、前後分離やステレオ録音が可能な点で際立ち、ライブイベントや対話シーンの撮影に強みを発揮します。デジタルMIシュー接続で高音質を維持しつつ、クリエイティブな用途にも対応します。

どのモデルを選ぶべきか?

  • 軽量で手軽さを重視:ECM-G1またはECM-G1ZM(ズーム撮影なら後者)。
  • 汎用性とコストパフォーマンス:ECM-B10。
  • プロ用途で最高音質を追求:ECM-B1M。
  • 多機能性とステレオ収録:ECM-M1。

用途や予算に応じて選択肢が豊富なSONYのショットガンマイク。撮影スタイルに合ったモデルを選ぶことで、音声クオリティが格段に向上するでしょう。特にSONYカメラユーザーなら、MIシュー対応モデルを活用することでケーブルレスかつ高音質な収録が可能です。

この記事を参考に最適なマイクを見つけてください!

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